ドラえもんが誕生した時代のひみつ道具を上記の記事で考察しました。でも二本目で言及した、
「四次元ポケット」こそが災害時に重宝される道具と思い至り。考えれば自然な発想で、被災現場で、
重機の到着が遅くて助けられなかった命は、昨年の地震と津波でもあったはずだから。なので、
被災者はもちろん消防隊員や自衛隊の皆さんも、子供じみた夢として空想したと推察するのです。
さらに復旧に便利な道具が「タイムふろしき」。簡単に云えば被せた物の時間を遡らせる道具で、
ワニ皮のバッグに使ったらワニになったというオチでして。商品として流通する二十二世紀では、
考えられないヘマだけど、資本主義社会とは相容れない品物とは定義できる。工業製品の時間を、
際限なく巻き戻すことが出来れば、資本主義による経済社会は成り立たないですからね。
現在のデジタルデータを巡る問題と考えられ。なのでタイムふろしきの抹殺の動きを経て、
ダビング10のように使用制限を持った製品に行き着くと想像し。しかしタイムふろしきがあると、
「元通り」が選択肢に加わるので、復旧/復興の妨げにもなりえ。なのでひみつ道具自体の値段が、
二十二世紀の復興の街づくりを決定づける形。
「スモールライト」は防災に役立たないけど、瓦礫の撤去に有効。また「ビッグライト」は、
堤防に当てることで巨大津波に抵抗できるというもの。他に物をかわす道具に「ヒラリマント」も、
思いついたけど、いちいちマントを動かす必要があるので、天災よりも紛争の防備向きの道具。
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