私も失念していたけど普天間問題がありました。特に半年は震災関連の記事が当ブログの中心で、
拉致問題も白状にも諦めてもらうしかないと思っていたのです。思い返してゲーム理論を適用すれば、
一旦返した方が日本が強い立場に立てたのかも知れません。でも当時は不勉強だったので、
信頼できない相手を信用することはないと結論を。
しかし一回限りでなければ「協調」と「裏切り」という札が与えられたとき、相手が裏切るまで、
「協調」を出し続けるのが有効と後で分かって。だから先に裏切った日本が打開できないのは、
ゲーム理論から当然の成り行き。一方で普天間問題は自民党政権では米国に「協調」、
沖縄に「裏切り」を出したのを、鳩山政権で双方に反対の手を出したことで両者を裏切った形。
急いで私の立場を表明すると、日本に核兵器があると思わせることで近隣諸国が遠慮するので、
沖縄から全ての基地をなくすことは国益からできない。しかし沖縄の一等地を占領する不当さも、
指摘して除去させるのが日本の国家としての義務。でも鳩山政権下で腹案を出さなかったので、
現在は米国にも沖縄にも「裏切り」を出してしまっている。
しかも半年以内に決着しなければ米国側の普天間予算がつかないとなれば、野田政権の崩壊も、
私はあり得るのではと。とはいっても米国の言いなりでは、日本政府というより本土の人間に対し、
見限られ、失望され、見下されることになるでしょう。独立は言わなくても、大陸中国との交流を、
頻繁にさせる契機にはなるかも知れなく。だから沖縄は大切という脅しが可能なのですが。
政権交代のツケ、決着なるか。普天間問題、ここ半年が勝負!(ポッドキャスト)
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