いま読んでいる『ロボットは人間になれるか』の、視覚情報処理の件。ずいぶん無茶な方法論かと。つまり、
視覚情報だけで外界の状況把握するという手段は。たとえカメラを増やしても情報処理に時間がかかるのは、
無理ないことで。

 人間の発達過程を大括りで掴んでも、決してそんな場面は想像できないから。実際の赤ん坊は、
動けるようになればそこらじゅう徘徊するように。そして手に掴んで口に入れようとしたり。

 そうした発達段階を考えれば、視覚と触覚を統合させて外界把握を目指した方が有益という可能性。