実を言えば古畑任三郎は今回が初めてで。三谷脚本作品も、民放の連続(実写)ドラマに関心元々無いので、
結果的に敬遠していた次第。一昨年の大河ドラマ『新撰組!』で、1話ごとのテーマが明確でなおかつ、
1年間の群像ドラマとして成功させた構成力に目を見張っても。以前から続いていた、
日本の刑事コロンボに飛びつくことは、少々悔しく。
他には同年の『笑いの大学』、ずっと以前の『世にも奇妙な物語 映画の特別編』、
午後11時台に放映された香取慎吾主演の『HR』。これで全ての筈。
で、今回の感想なんですが。何を語っても断片的なこと、まず驚き。脚本的には、
殺人に至る経緯を全て見せても、その理由は捜査で明らかにする構図に。
実名、つまり本人として登場するイチローの演技が素晴らしいこと、巷間言われているけれど。それは、
人を殺しそうな科白の迫力も含んだ上であり。古畑の目敏(ざと)さ、
そして個々の要素を有機的に繋げていく構成力には、脱帽するだけ。それと古畑の早口の解説。それが、
派手な立ち回りのないこのドラマが、退屈せず鑑賞できる要因なのでしょう。
ただ犯罪の原因に現代性が感じられなかったことが、不満点かな。という訳で五つ星満点で星3つは、
辛い点数ですかね。
結果的に敬遠していた次第。一昨年の大河ドラマ『新撰組!』で、1話ごとのテーマが明確でなおかつ、
1年間の群像ドラマとして成功させた構成力に目を見張っても。以前から続いていた、
日本の刑事コロンボに飛びつくことは、少々悔しく。
他には同年の『笑いの大学』、ずっと以前の『世にも奇妙な物語 映画の特別編』、
午後11時台に放映された香取慎吾主演の『HR』。これで全ての筈。
で、今回の感想なんですが。何を語っても断片的なこと、まず驚き。脚本的には、
殺人に至る経緯を全て見せても、その理由は捜査で明らかにする構図に。
実名、つまり本人として登場するイチローの演技が素晴らしいこと、巷間言われているけれど。それは、
人を殺しそうな科白の迫力も含んだ上であり。古畑の目敏(ざと)さ、
そして個々の要素を有機的に繋げていく構成力には、脱帽するだけ。それと古畑の早口の解説。それが、
派手な立ち回りのないこのドラマが、退屈せず鑑賞できる要因なのでしょう。
ただ犯罪の原因に現代性が感じられなかったことが、不満点かな。という訳で五つ星満点で星3つは、
辛い点数ですかね。