「自衛隊の宣伝になるような記事は載せられない」。そんなお話を市井の私でも聞いた覚えがありますが。
まずそんな事情を映像として見せてくれたことに、感謝。それにしても作り事なら、
主人公をもう少し立てる構成になると思うけど。基本的にノンフィクションのドラマ化なので、
敗北、失敗続きの主人公像に、類を見ない説得力。
確か同じ手法で拉致問題がフジテレビで、「完全再現!北朝鮮拉致“25年目の真実”」
(2003年9月12日(金)放映)がありました。しかしどう贔屓目に見てもプロパガンダだと思い、
見過ごした経緯あり。その点この題材は、良い意味でも悪い意味でも政治性が全くないので、安心して視聴。
組織人としての悲哀は多分、『踊る大捜査線』の成功から。しかし題材は20年前なので、
利用できる技術の未熟さは主人公の悠木和雅(ゆうきかずお)にとって如何ともし難し。そこにも、
記者の悲哀の道具立て。
しかし自衛隊云々にしても、当時の世論からすれば無理ないことと思いも。また第一報に見出しの失敗、
情報が錯綜している中では賭けに破れたという結果論。しかし結果が全てというのも事実であるので、
余計その悲哀が身に積まされつつ。
後半への期待、大きいですよ。
まずそんな事情を映像として見せてくれたことに、感謝。それにしても作り事なら、
主人公をもう少し立てる構成になると思うけど。基本的にノンフィクションのドラマ化なので、
敗北、失敗続きの主人公像に、類を見ない説得力。
確か同じ手法で拉致問題がフジテレビで、「完全再現!北朝鮮拉致“25年目の真実”」
(2003年9月12日(金)放映)がありました。しかしどう贔屓目に見てもプロパガンダだと思い、
見過ごした経緯あり。その点この題材は、良い意味でも悪い意味でも政治性が全くないので、安心して視聴。
組織人としての悲哀は多分、『踊る大捜査線』の成功から。しかし題材は20年前なので、
利用できる技術の未熟さは主人公の悠木和雅(ゆうきかずお)にとって如何ともし難し。そこにも、
記者の悲哀の道具立て。
しかし自衛隊云々にしても、当時の世論からすれば無理ないことと思いも。また第一報に見出しの失敗、
情報が錯綜している中では賭けに破れたという結果論。しかし結果が全てというのも事実であるので、
余計その悲哀が身に積まされつつ。
後半への期待、大きいですよ。