達也が野球部入部を諦めた道すがら、悪友2人が声を掛けたのを、軟球を投げ渡すことで答えた場面。
意外に後々関わる人物なので、やはり必要。また、野球部の北丘商業との練習試合も、
削除すると和也の関わる場面が後になりすぎるので、挿入すべき。それから、達也の昔語りに続く場面、
目を瞑って野球部入部を判断する時点から始めるので。和也、佐知子、南、3人の発言の処理は、
回想が妥当ではありますが。始めの台詞で個々の人物の顔を見せた方が、分かり易い見込み。

 なおここまでの部分は第1部。とはいってもかつてのアニメ映画版『タッチ』がそうだったように、
1本の映画の中でのこと。マンガを文字化していくと、一区切り感がここに見えるから。見込みとしては、
和也の死までが第2部、それ以降が第3部の予定。高1の時代を実直に映像化するならば、
打算による達也の野球部入部、吉田剛の押し掛け入部が入るべきであり。

 アニメ版と違いそれぞれに名前を付けたいですね。昔語りの後から始める第1部は、
「それぞれの思いははじく」。