8月の終わりから始動していた、小学生の子どもとその親が対象のパソコン教室、無事終了。対象が、
5、6年生、しかもプログラミングと云うことで若干の危惧がありましたが。親の同伴、題材がゲーム、
そして分かり易いテキスト、そんな要因が重なって盛況のうちに終了いたしました。また、
授業ではなかったので、好感を持たれたものと。

 というのもこのボランティア団体に所属した昨年、中学校の授業の一環として、
お手伝いしたことがありまして。その内容は「Word」と「ペイント」の使い方でしたけれども。個々の、
進捗状況にばらつきが出て、四苦八苦した覚えあり。それは今日のお疲れさまの食事会、
そこで指摘されたように、自分で打って工夫する作業が膨大になるから。

 今回のVisual BASICのプログラミング教室では、題材はもちろんソースコードも、
テキストで与えられる形式。実際の作業は「コピー&ペースト」による部品の張り付け。ということは、
自分で頭を使ってプログラミングするわけでなく。

 しかし小学生ですから、そこまで望むのは無理というもの。それに学習が目的でなく、
ソフトウェアの正体を知ってもらうため。今回の教室は1回1回に余裕があったため、
子供や親たちが勝手に改造する場面も。それこそがこちらの目論見。いじくるなかで、
プログラムの仕組みが自分の感覚として、把握できますからね。

 実際に6回の教室で、ふだん遊んでいるゲームの中身に興味を持った子供もいたようだし。近所の小学校、
そこでも展開しないかな。


 参考:親子プログラミング教室 テキスト
    http://www.teu.ac.jp/chiit/~jsuzuki/doc/