確かに木走さんの云うとおり、検査業務の民営化がすべての原因ではなく。また実直な検査会社も、
存在するでしょうが。問題の一端であること、違いないという思いあり。一方売り手責任という、
木走さんの提案には激しく同意。

 今回私が記事にする話題は、国が裁判の原告になること。政府が社会の安定のために、
一人ひとりの個人に成り代わって矢面に立つ。そんな弁明は聞こえいいけど。一人だけいい子に、
なりたいだけと思いますので。私たち国民の大多数は知らなかったけど、法律の改定に関わった役人と政治家、
今回の事態を容易に想像できたはずですから。最悪の事態としてでも。

 狂牛病問題でも牛肉偽装事件が発生し、国が原告になりましたよね。この場合も、
そんな事件が発生することを予見できたはず。つまりどちらの案件も、国は結果責任さえ採らない対応。
 未必の故意、権力側の責任こそ、追求すべきなのに。

 参考:耐震強度偽造問題/想定外事態に国交省混乱
    http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2005/1126.html