自然破壊の成り立ち方

　西暦２００８年財政再建の手段として、環境省が管理する国立公園はもとより、
都道府県が管理する国定公園・都道府県立自然公園さえ、外部委託をするため、自然公園法は消滅。しかも、
新たに制定された自然公園管理法、委託先を教育機関を有する団体に限定したのは、
与党に属する宗教政党のため。

　確かに負担軽減については劇的で、ゴミの管理についても適正な処理をしてくれたけれども。公園内、
そこにさまざまな宗教施設や学校、墓地まで建立して。さすがに地域住民の反対運動が盛り上がり、
中には殺人事件にも発展したけれど。逆に宗教政党の正当性を喧伝する材料に利用され。そして、
いつのまにか信者やその学校の出身者が権力の三権はもとより、警察やジャーナリズムにまで浸透していれば、
正確な報道など望むべくもなく。

　つまり外国の記者によるものが唯一の情報源だが、書籍はもとより一編の記事さえ翻訳できない現状。
　インターネットまではさすがに完全には制御できないが、それでも公権力は鎮圧の言い訳を探していた次第。