『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』で初お目見えした白色彗星の本体であるところの、
彗星帝国ガドランティス。月面とニューヨークの摩天楼を組み合わせたデザインは俊逸ですが。科学的には、
天体そのものは宇宙空間に浮かんでいる状態なので。衛星の切断面を大地とする発想には、疑義あり。
もっとも、せいぜい平安京ぐらいの面積であれば、もとの衛星の重力は微々たるもの。ですから、
論点はそれほど小さい衛星が、球形でいられるかという点。
さて『機動戦士ガンダム』が画期的だったのは、戦争アニメ、ロボットアニメと揶揄されながら、
社会を描いたこと。このブログでもマンガ『TO-Y』との関連で少し言及済み。つまり、
地球連邦政府に宣戦布告したジオン公国は、フジテレビを揺さぶったライブドアに酷似。
中小企業は個人に恃むところが大きいゆえ、方針が対立すると内紛が起こりやすく。さりとて、
肉親で固める身内政治を選択しても、肉親故の近親憎悪が爆発しないとも。
大組織については、その政策が何処でどう決定されるのか、末端には不明のままに。ただ、
対外的には広告塔の場合は組織内で不満をぶつけ合うだけ。それは彼等の実体験からの設定。
『だから僕は…』、監督・富野由悠季の1983年までの自叙伝によれば。『鉄腕アトム』の演出を、
次々に消化していった氏はしかし、世間の評価とは別に、社内的には冷遇されていると認識。理由は、
他の番組に人員を割かれたから。つまり組織が大きくなった副作用。
社員が増えたといっても、能力以上に虫プロが仕事を受けたため。また、
『アトム』の制作が危機的状況の中、制作体制の混乱ぶりも同書に記述。
しかも、製作した日本サンライズ(当時の社名)が旧虫プロのスタッフが起業した会社であれば、
上記の事情は共通認識ですね。詳しくは同書の購入を。
「ホワイトベース=虫プロ/アトム班」という露骨な記述こそないとはいえ。
参考:『TO-Y』と『機動戦士ガンダム』
<http://blogs.yahoo.co.jp/birst_head/1628063.html>
彗星帝国ガドランティス。月面とニューヨークの摩天楼を組み合わせたデザインは俊逸ですが。科学的には、
天体そのものは宇宙空間に浮かんでいる状態なので。衛星の切断面を大地とする発想には、疑義あり。
もっとも、せいぜい平安京ぐらいの面積であれば、もとの衛星の重力は微々たるもの。ですから、
論点はそれほど小さい衛星が、球形でいられるかという点。
さて『機動戦士ガンダム』が画期的だったのは、戦争アニメ、ロボットアニメと揶揄されながら、
社会を描いたこと。このブログでもマンガ『TO-Y』との関連で少し言及済み。つまり、
地球連邦政府に宣戦布告したジオン公国は、フジテレビを揺さぶったライブドアに酷似。
中小企業は個人に恃むところが大きいゆえ、方針が対立すると内紛が起こりやすく。さりとて、
肉親で固める身内政治を選択しても、肉親故の近親憎悪が爆発しないとも。
大組織については、その政策が何処でどう決定されるのか、末端には不明のままに。ただ、
対外的には広告塔の場合は組織内で不満をぶつけ合うだけ。それは彼等の実体験からの設定。
『だから僕は…』、監督・富野由悠季の1983年までの自叙伝によれば。『鉄腕アトム』の演出を、
次々に消化していった氏はしかし、世間の評価とは別に、社内的には冷遇されていると認識。理由は、
他の番組に人員を割かれたから。つまり組織が大きくなった副作用。
社員が増えたといっても、能力以上に虫プロが仕事を受けたため。また、
『アトム』の制作が危機的状況の中、制作体制の混乱ぶりも同書に記述。
しかも、製作した日本サンライズ(当時の社名)が旧虫プロのスタッフが起業した会社であれば、
上記の事情は共通認識ですね。詳しくは同書の購入を。
「ホワイトベース=虫プロ/アトム班」という露骨な記述こそないとはいえ。
参考:『TO-Y』と『機動戦士ガンダム』
<http://blogs.yahoo.co.jp/birst_head/1628063.html>