疑問と質問
卒業式を間近に控えた某小学校の体育館に張り出されたオブジェ(巨大な貼り絵のポスター)子供一人一人の似顔絵の集合体。鯉のぼりのさおは本物の竹。似顔絵はリアルでうまいとは言いがたいが、じっくり見ると表情がいろいろで豊かである。それぞれが手をつなぎ仲の良さを表している。
『疑問力』と『質問力』という本を読んだ。
疑問を持つことも重要だと思う。しかし、今のわたしには「質問」するチカラをつけるほうが得策である。
先日も「Flash」の講習会を受けていて、講師が「ここまで分かりましたか、分からなかったら手を挙げてください」という。実はわたしはうまく操作できなくて授業についていけなかった。他の受講生の足手まといになるのも嫌だし、分からないのは自分だけというのも恥ずかしさがあるし、あとで家に帰って自習すればいいだろうと手を挙げなかった。思い起こせばこういう場面を今まで何度経験したのだろう。
『質問力』という本によれば、「分からないときに手を挙げさせる」のは悪しき風潮。よい方法は、「分かった人はいますか」と尋ねるべきであると。それで反応がなければ「もう一度説明しましょう」と言って説明する。それでも返事がなければ「じゃあ、分かったんですね。何が分かったか説明してもらいましょうAさん」と言って誰かを指名する。そうして教えた内容が生徒に理解してもらえたかどうかを検証する。「質問力」は才能でない技術だ、と著書にある。
そうだよね、「分かった人はいますか」と言われていたら手を挙げなかったかもしれない。分からないことは恥ずかしいことではない。「知らないことを知る」事も大事。結構、自分は何でも知っていると思い込んでいるものだ。知っているふりをしていることがどれだけ多いか。
『質問力』:工藤浩司著、実業之日本社発行
歌劇団(ミュージカル)
ミュージカル 『The Geese ! ~おバカさんの壁~』尼崎市ピッコロシアター 2時の部(初演)を見る。
(明日も2回公演があるが、行かれる方はネタバレ注意)
「開演前から、舞台では何かが始まっている・・・」そう案内カードにある。準備中という設定で、客入り中も劇(ミニコント)が始まっている。出演者が客席の案内をしている。客は関係者、友人、家族が多いようだ、出演者との会話でわかる。わたしもNCFの同期塾生であったHさんの弟が主演するという口コミで見に来たひとりである。主役の橋本賢悟くんがわたしを見つけて席を案内してくれた。彼いわく「豹変するボクに驚かないでくださいよ」。期待が高まる。
ダンス、歌がミュージカルらしく始まる。舞台設定が面白い。架空の壁をうまく作っている。恋愛物に見えて、それを見守る親たちの(親)バカぶりをコミカルに演じる。演出家自ら重要な役と進行役で出演。現実と架空、規程と脱線、思惑と計算外、おこるできごとが不合理。何がはじまるかわからない、は茶め茶劇。決して完成された玄人っぽい舞台ではないけれど、若さで何かのチャレンジしようという気迫を感じた。うまへたでも、へたうまでもやらなきゃ何も始まらない、そのあとは自分で筋をつくろう、そういうメッセージと受け止めた。
画像は同公演のチケット
すべて手作りでした。
スゴ録
息子から「スゴ録」をもらった。なんでも息子は、昨年末の「たかじんのONE MAN」番組の打ち上げのビンゴゲームで最新型のHDD・DVDレコーダーを手に入れたそうな。そこで入れ替えで余ったレコーダーをもらうことに。
「スゴ録」とはHDD・DVDレコーダー。ハードディスク160GB。電子番組表がついて番組予約が簡単。最長269時間録画。番組追跡録画。スポーツ延長。と梱包されていた箱に華々しく書かれていた。タイムマシーンで未来からやってきた優れものが我が家にやってきても、使いこなせない。やっとテレビとの接続を済ませたものの、2冊の取扱説明書をパラパラめくるとうんざりする。
しばらくして気がついた。「スゴ録」はソニー製で、私が譲り受けたのはシャープ製。ということは、息子はソニー「スゴ録」を使って、その空き箱を利用して不要になったシャープ製のレコーダーを梱包してくれたことになる。シャープ製のそれはハードディスクの容量がソニー製の半分。その他の機能も省かれている。まぁ、それでも使いこなせないことには変わりない。
ビデオ撮影
今日の一日は、とある施設紹介ビデオ撮影です。仕事です。「SHOW☆」メンバー集合。駅で「特急はるか」を通過するシーンに始まり、施設の周りを撮影。土曜日だから人も少なく撮りやすい。昼からは「ナレーション」収録。あらかじめ用意していた映像と尺が合わない。このあとの編集で大幅な変更がいりそう。
「施設紹介ビデオ」というのは、単調、定型になりがちで工夫の仕方が難しい。冒険しても独りよがりの映像になるし、淡々と施設案内をしても視聴者をひきつけられない。難しいがやりとげないとこれから先の仕事がない。
なによりクライアントはあれも撮れ、これも撮れ、ここでこの説明、ナレーションと注文が多い。すべて聞いていたら魅力的な映像など撮れない、でもスポンサーがいないと仕事がない。わがままを聞き入れる振りをして、独自性を出す。それが問題だ。