先日、初めて訪ねた道の駅こすげを通過して、そのまま国道139号をまっすぐに走る。
長さ3㎞という松姫トンネルのおかげで、大月市までの道がラクになったと知人から聞いていたのだが、いやいや、走るとトンネルが出来て近道になったのだろうが、それでも長ーい峠を超えなければならないというのが実感だ。
やがて峠を超えると大月市が眺望できる。
柳沢峠を超えて甲州市を眺望した時と同じように、大月市もすり鉢状の盆地だと分かる。
大月市街に入って右折すればよかったものを間違って左折して・・・しかし、いや、こっちじゃあないな・・・・セブンイレブンに立ち寄りコーヒーを注文して、ついでに道の駅つるの方向を尋ねる。
ツーリングマップルを取り出すより、こうして聞いた方が早い場合もある。バイトの若い女性店員に尋ねてもおぼつかなかったが、改めて主任という雰囲気の女性店員に訊き直すと、「右折して次の二股を左に、そのあと交差点を左折します。標識も出ていると思います」と実に明快な指示を頂けた。
はい、その通りに進んで無事、到着しました。
正午を30分ほど過ぎていた。
注文したのは、とんかつ定食とマカロニサラダ。
ご飯の普通盛りだったが満腹。
売店で、ダイコンの酢醤油漬けを土産に買った。
ここ最近、菓子ばかり買っていたので。
ここまで、ざっと100㎞。少々、迷ったので+α。 帰りがけに見ると相棒のヨコに二台のバイクが停まっている。
隣のトライクはどう考えても仕事だろう。ん? 下がっているビニール袋か透けて見える。「つるしん」と書かれたポケットティッシュが詰め込んである。なーる、信用金庫の行員さんの業務用トライクにちがいない。
その向こうに見えるハンターカブはおそらくソロツーリングのバイカーのものだろうなあ。
帰途、道の駅を出てすぐにある田野倉駅に立ち寄って記念撮影。
富士山麓電気鉄道富士急行線の駅なのだということは帰宅後に知った。
改札手前のダイヤを見たら、1時間に1本ないし2本という本数だった。そんなひとときの間、駅から若い女性の二人連れが降りて来た。のんびり歩いて行く。観光なのだろうか。
帰りはノンストップ。ざっと2時間だろうか。午後4時少し前に到着。
いやあ、帰宅後、花粉症で散々ながら・・・それにも勝る面白さだった。全く初めての道だったことが大きい。
次の機会には、このコース近くをもう少し遠出してみよう。