冷凍庫の納豆が残り1パックに!納豆は子供たちも大好きだし、在宅で仕事をする私の大事なランチの友。アジアンマートでも買えるけど、ここサンシャインコーストでは納豆は3個パックで$5くらいと高いし、うちの消費ペースを考えるとやっぱり作るしかないよね!
ということで、納豆作りの材料はこれだけ。
- 乾燥大豆
- 市販の納豆パック(納豆菌)
これで納豆が大量にできちゃう。やっぱり買うのは馬鹿らしいわ。まずは大豆を洗って一晩水につけて、煮るか蒸すんだけど、やっぱり蒸す方が美味しい気がする。
圧力鍋に蒸し器とお水を入れて蒸す。お豆が指で潰せるくらいやわらかくなったら、熱いままの大豆に既存の納豆パックからスプーン一杯分の納豆を投入し、混ぜ混ぜ。雑菌が入るとアンモニア臭くなるらしいので、熱湯消毒した容器に大豆を移動。発酵には温かい温度と空気が必要なので、穴を開けたラップで蓋をして、クーラーボックス(ちなみにNZではチリービン Chilly binと呼ぶ。なんか可愛い。オーストラリアではエスキー Eskiが一般的?)に湯たんぽを入れて24時間発酵させる。発酵を促すために30度くらいをキープするのが大事なポイントなので、おりをみて湯たんぽを取り替えて30度くらいをキープ。さすがのサンシャインコーストも最近は寒いからね。24時間経ったら冷蔵庫に移動してさらに24時間熟成させる。
という予定だったのに、今回は仕込んだ直後、泊まりがけで出かけようと夫が。そしたら帰ってきたら40時間くらい経っちゃうよ。仕方ないので、納豆の入ったクーラーボックスもおでかけに持参。だって、発酵させすぎるとよくないよね?しかも湯たんぽ入れ替えなきゃいけないし。移動中車の中が納豆くさくなって文句言われたけど、仕方ない。
24時間後、宿泊先で納豆ちゃんを冷蔵庫に移動させ、今度は湯たんぽの代わりにクーラーボックスにアイスブロックを入れて熟成中の納豆と帰宅。いい具合に粘りを帯びた納豆ちゃんたちを小分けにして、食べない分は冷凍庫へ。今回の納豆作りは納豆ちゃんたちも一緒に旅をした、ちょっとイレギュラーな回だったけど、無事に出来上がりました。
手作り納豆ってお豆が大きめでなんだか食べ応えがある。もちろん納豆のタレも手作りで。子供たちも大好きな納豆を好きなだけ食べれて何より。うちの子達納豆好きでよかった。娘はご飯ないときでも納豆そのまま食べるし、健康的なスナックだよね。
納豆作りの手順まとめ
① 乾燥大豆を洗って一晩水につける(15時間くらい)
② 圧力鍋で蒸す
③ やわらかくなったら、市販の納豆1スプーン分を熱いままの大豆に投入しよく混ぜる
④ 熱湯消毒した容器に大豆を入れて、ラップをする(空気が入るように穴を開けとく)
⑤ 30度くらいにキープして24時間発酵させる
⑥ 冷蔵庫に移動してさらに24時間熟成させる
⑦ 食べやすいように小分けにして食べない分は冷凍庫で保管
②蒸して柔らかくなった大豆(乾燥大豆300gほど。蒸し器に収まらないので2回に分けて蒸しました。)
⑤発酵が終わって粘り気のある納豆に変身(乾燥大豆600g)
⑦小分け納豆
大豆の煮汁(蒸し汁)も栄養価が高いので、お味噌汁にしていただきます。
ほっこりと甘くてコクのあるお味噌汁になります。