お久しぶりです(笑)
書きたい時に書く、そういう趣旨です。
※「このブログについて」を読んだうえで読み進めてください。
https://ameblo.jp/mnnmmnnm/entry-12565552706.html
今回のシナリオは「傀逅-カイコウ-」
むつーチャンネルにて配信された
こじらせオタク達と行く~ について。
自分がアーカイブを見たセッション順に感想を書こうかと思ったんですが
書きたいものから書くことにしました。
ここから先はネタバレを含みます。ご注意を。
時系列とか気にせず思ったことを書いていきます。
待ちに待った傀逅でした。
PLであるにどみさんと高生紳士さんは世界観のつながっている「壊胎」というシナリオを通過しているため、
ある人物の登場がとても楽しみだったからです。
案の定いい反応をされていて、これがみたかった と画面越しに拍手しました笑
壊胎のネタバレはしたくないのである人物の話は深く話せないですが...
中の人(PL)が見え隠れしていたせいか、無意識なのか、戦いたくなかったのか、考えがあったのか、
もちろん真意はわかりませんが
説得するという行動をとったことが嬉しかったです。
説得ルート熱いんですよ。
ここからは表面的なことについての?感想を。
まずにどみさん演じる霧須泰希(きりす たいき)について。
第一印象はSAN値低い!!です。これに尽きる。
後に判明する目星(図書館)初期値も衝撃的でした...(プレミだったそうですが...)
兄妹で共依存の関係...最高ですね。
妹の芽亜(めあ)のことを家族という関係以上に好きだと伝わってくるRP。
本人たちはそれが普通だと思っているのがまたいい。好きです。
そして高生紳士さん演じる万歳勝(ばんざい まさる)(以下ショウ)について。
大切な人として、一緒に漫才をする相方、契稔優(きざみの まさる)(以下ユウ)を選んだこと、正直驚きました。
もちろん設定上ありなのですが、高生さんは兄弟設定好きそうだなと思っていたので。。。笑
いつも通り色々詰め込んでるなぁという印象でした。きんぎょすくいの口上好きです。
そろそろシナリオに触れていきましょうか。
※セッション内容以外に、傀逅というシナリオ自体のネタバレも含みます。ご了承ください。
シナリオが長い分、書きたいことも多いのですが
できるだけスマートに書いていきたい。
今回選んだ探索箇所について。
個人的に警察署、幼稚園、バイパスの三か所を選ぶと
警察や藤原頼佳に不信感を抱いてしまう可能性が高いなと思っています。
警察署ではシャイニーとの戦闘後、
機密情報を手に入れつつ照井明日香を助けるというのはターン数的にかなりギリギリであり、
明日香がどこにいるかもわからないため運も必要になってくる。
(ハリケーンも中に入る決断をし、役割分担、ハリケーンが炎に耐えられるなら話は別ですが)
機密情報を手に入れないと怒られます...
幼稚園では先生だったものを優先して狙えとの指示が出され、園児は二の次。
助けたいですよね。一緒に遊んだ可愛い園児たちですから。でも呪文も阻止したい。
どちらを優先するかはPC(PL)判断でしょうが、助けたら助けたで怖がられ、警察署で怒られる。
あんまりです。
バイパスではシリンジの出力調整等の実験のために
警察が身寄りのない暴走族を実験体として使用していたという事実が明らかになる。
世界のため、人類のためだとしても、こんな非人道的な実験を行っていた警察に不信感を覚えるのもおかしくないでしょう。
少し話が逸れますが、百目鬼が目を覚ました後のショウが感謝を乞うシーン。好きです。
泰希さんが止めようと声をかけるのも好きです。
この三か所、警察は本当に味方なのか?自分たちのやっていることは正しいのか?そう思ってしまいます。
少なくとも自分は初見時(他セッション)そう思いました。
でも彼らは、特にショウはその疑問の矛先を頼佳ではなく自分に向けていた。
正義と悪、自分たちはどちらなのか。
凶悪な悪魔として日々取り上げられるニュース。
記憶がなくなっても、目が見えなくなっても、痛覚がなくなっても
任務遂行を命じる指揮官。
自分たちを阻止しようと謎の機械装甲を身に纏い対峙するある人物。
誰からも感謝されず、それどころか忌み嫌われながらも、
大切な人を、大切な人が住むこの街を守るため戦うことができるのか。
このシナリオの一つのテーマだと思っています。
それが今回は「正義」という言葉を用い色濃く出ていたなと。
さて、地獄の始まり。本拠地襲撃です。
正直バイパスでのSANcに耐えたので
ここさえ乗り越えれば最後まで二人でいけるのではないか
と思っていましたが......甘くなかったですね。
戦闘することは許可したむつーさん、視聴者としては感謝でした。
一言も発しない泰希...静寂の中ダイスの転がる音だけが響く...
「SAN値-1で何を望む?」
泣きました。
戦闘後の熟考。
今後の展開を知っている身としてはショウに霧須家に行ってほしくなかった。
霧須家に行けば芽亜は霊憑き病により発狂しているところではなく、
止められなかった状態の彼女を見てしまうだろうなと、
そういう描写をするだろうなと思っていたから。
読めねぇかもしれんって言うむつーさんの声が刺さる。
でもそれ以上に致命傷が、右目に深く刺さった包丁によるものだという描写。
おそらく芽亜は泰希が右目が見えなくなっていたことをなんとなく察していたのでしょう...
本来なら、頭が痛いから頭を取ればいいと包丁で刺そうとする場面です。
事実、頭部にめった刺しにした傷があると描写をされていました。
でも、それでも致命傷は「目」なんです。
お兄ちゃんと同じように......そう考えると心が痛い。
描写の真意はわかりませんが、自分はそう捉えました。
なのでむつーさん天才だと勝手に思っています。
そして6日目のホテルの描写。
泰希の自殺シーン。
リアルタイムで見ていた時は泣きました。なんてことするんだと。
でも、むつーさんの中にずっとよぎっていた泰希の「自殺癖」。
「なんで...」と呟く高生さんと、静かにハハハ...と笑うにどみさん。
つらすぎる。。。
描写前に許可なんてとらなかったでしょう。
言い方を考慮しないのならば、KPが勝手に泰希を殺した。
SAN値0(今回は-1ですが)でのロストなら心臓は動いている。
肉体としては生きている。会おうと思えば会える。
そこに確かに身体は‶ある″から。
自分の中のSAN0でのロストの解釈はこんな感じです。
でも、身体的な死ではもう会えないんです。
やがて身体は腐敗する。‶なくなる″のです。
泰希は身体的には生きていた。耐久力は残っていたから。
だからこそ自分でドアを開け、ロープに首を通したわけですが。
不定の狂気がよぎっていても、描写しない選択だってできた。
これ以上地獄を、惨劇をつくらないこともできた。
だってシナリオ本にはそんなこと書かれてないですからね!!
それでもなかったことにできなかった。
やっぱりむつーさん天才です。
最近クトゥルフのセッションをするようになり、KPしかやっていない自分ですが、
KPの在り方というものを考えさせられた気がします。
(前半配信の前日と前々日に傀逅を回していたので余計かもしれません。)
KPって殺そうと思えば描写一つで殺せる。生き返らせることはできないのに。
決してロストさせたいわけじゃない。生還してほしいと思って回していますが、
状況によって、シナリオに書いてある以上のことも考え選択をし描写しなければならないんだなと。
それが愉悦である場合もあるし、今回のように懊悩する場合もある。
上手いこと言えませんね、、、KP難しいってことです。
ベースでのジュラルミンケース探しは簡単に。
待ってましたよ彼のこと!!熱い!!
ふいに出てきたおっさん。ずるい。リアルに叫んだ。
あ、これだけは言っておきたい。
1日目の調査で機密情報を手に入れたことにより、ジュラルミンケース内に入っているはずの邪神の弱点。
紙が入っているという描写を忘れているのかと思っていましたが、
ショウが失明していたため気づかなかった、読めなかったということだったのかなと思い感銘を受けました。
やっぱりむつーさん天才です。
そして最終決戦。
今回は三か所とも人を救っていたので
めちゃくちゃパワーアップするじゃん!いける!
と思いました。本当に。
変身による技能値補正とパワーアップがあるので
実際一人でハスタークトゥグァに変身してもステータス的に倒せないことはないんですよね。
フィニッシュブローは大変ですが。
んー女神は最期まで微笑んでくれなかったなぁ。
誰もが勝ってほしいと思って信じていた。応援していた。
彼の大切な人も、彼らが救った人たちも、視聴者も。
しかし現実は非常である。
こんな地獄があっていいのか。傀逅とはこんな物語にもなりうるのか。
でもこれも、一つの物語。紛れもなく彼らの、彼らにしか紡ぐことのできない物語だった。
ありがとうございました。
傀逅、ますます好きになりました。
さて、最後です。(果たしてここまで読んでいる猛者はいるのだろうか)
最初の方にも少し触れましたが、傀逅というシナリオとこのセッションにおけるテーマについて。
セッション中、「正義」や「悪」という言葉がよく出てきたなという印象でした。
自分たちのやっていることは正しいのか、間違っているのか。
正しいのだとしたらどうして感謝されないのか。
(正体を明かさずとも某ニチアサのヒーローたちは感謝されるのに...)
ではそこまでして戦うのはなぜか。
世界を救うため?
命令だから?
大切な人を守るため?
大切な人が住む、この街を守るため?
.........
正義とは、自分が正しいと思うことを貫き通すこと
だと思っています。
それを信じて行動することが今回の戦う理由になるのではないかと。
泰希の正義は‶芽亜を守る。″
勝の正義は‶救う(掬う)ことで認めてほしい。″
そう感じました。あくまで自説です。
勝に関してはすごく言葉選びに悩みましたが、
芸人さんって漫才披露して「面白い!」って認めてもらえたら嬉しいと思うし、
誰にも肯定されないこの状況で自分の行動に自問自答して
相方の言葉や感謝を欲する勝は
救いたいという反面、救われたいとも思っていたのかなと。
自分が好きなアプリゲームにこんな言葉が出てきます。
「正義の反対は、もうひとつの正義だ」
正義の反対は‶悪″ではない。
いわゆる悪者と言われる側にも貫きたい正義がある。そんな感じです。
支援者たちは邪神を復活させることが正義だと思って行動していて、
それを阻止する探索者側にもそれぞれ正義がある。
もちろん、藤原頼佳にも。
正義と正義のぶつかり合い。
泰希は芽亜のためなら精神がすり減ろうが任務に向かう。
勝は今まで救ってきた人々の応援している姿が映り、自分のやってきたことは正しかったと証明される。
(パワーアップのシーンですね)
2人とも正義を貫いた。
だからこのセッションはただの地獄のバッドエンドではない。
そう思えるんだろうなと思います。
まとまらなくなってきました。笑
このへんで終わります。
とても素敵な、かっこいいヒーローたちでした。