気持ちの整理が出来ないまま、もう1ヶ月以上経過しました。
この期間はとにかく精神的にも肉体的にも忙しく、振り返ろうと思っても記憶が曖昧です。

そして振り返るのがつらいです。
今もつらいです。


父は生きていますが、あと何日生きられるか分からない状態です。
担当してくれた先生には「残された時間の過ごし方」について話をされました。
一度だけではなく、数回。

病院にも何度も通いました。
ケアマネさん、介護用品の会社の人、酸素会社の人。
病院の相談員さん。
そして父がずっと願っている帰宅を叶えてあげられた際にお世話になる訪問医療の先生、看護師さん。

ミーティングしたり、家中を作り替えるために連日寝る間も惜しんで片付けをしたり。
後は介護認定を受けるために役所へ行ったり。


父は酸素がなければ生きられず、酸素があってもどのぐらい生きられるか。
楽観視してはいけない身体で帰って来ます。

あと何日父と過ごせるのか分からない。


35歳で父の介護生活が始まります。
おばあちゃんが終わったばかりだと思っていたけど、そうでもなかったかな。
いやでも介護になったとしても生きててくれるならいいんだ。
でも父はそうではない。
肺は破れているし、肋は折れている。
長年の喫煙の代償で重い肺気腫を患っていて肺の正常に機能している箇所はほぼない。



神様は残酷だ。
私の1番の理解者で、1番の支えをこんなに急に奪おうとする。
私はお父さんの事が大好き。

何度生まれてもまたお父さんに会いたい。
それぐらいあの存在は絶対的な安心感を与えてくれる。

だから、今とても心細くてしんどい。
折れそうです。

でも私は長女だからしっかりしなくちゃいけない。
気を張って責任感を持って、後悔しないように。
お父さんが胸を張って「偉いよ」って思ってくれるように頑張りたいと思います。



今も病院から緊急で連絡が来たら、と思うと怖くてスマホは常に手放せないし充電も半分以上をキープしてないと怖い。

でもお父さんに聞きたい事がまだまだあるから、やっぱり帰って来てもう少しだけ一緒に過ごせたらって欲張りたいのが本音です。