保育士として勤めて
10年以上になる私ですが、
実はずっと抱えていた悩みがありました。
それはもう何にも代えがたいほど幸せな時間です。
可愛い笑顔に癒され、一緒に成長を喜び、毎日たくさんの愛をもらってきました。
0・1歳児クラスでは、15人前後の子どもたちが在籍しています。
みんなそれぞれ個性があって、要求も違う。
泣いたり、笑ったり、眠くなったり、甘えたくなったり。
クラスの中はいつも活気にあふれています。
でも、HSP傾向のある私にとって、その環境は想像以上にエネルギーを使う場所でもありました。
子どもたちの泣き声が重なると、頭の中がぐるぐるしてしまう。
よちよち歩きや歩き始めの危うい姿を見守るだけで、ずっと気が張っている。
避難訓練ではサイレンが鳴る前から緊張し、うまく避難させられるだろうかと不安でいっぱいになる。
行事では人前に立つだけでお腹が痛くなり、大勢の人の視線を感じると目の前がぐるぐるしてしまうこともありました。
毎日がまるで「緊張感」と隣り合わせ。
仕事が終わる頃には、いつもぐったりと疲れていました。
「なんで私だけこんなに疲れるんだろう」
「なんでみんなみたいにうまくできないんだろう」
そんなふうに、自分を責め続けていた時期もありました。
でもある時、私は自分にHSP傾向があることを知りました。
その時、心の中でひとつの答えが見つかった気がしたのです。
「あぁ、私が弱いわけじゃなかったんだ」
「人よりたくさん感じ取り、人よりたくさん気を配っていたんだ」
そう思えた瞬間、長年抱えていた自分への責める気持ちが少しずつ緩んでいきました。
今も子どもたちと関わりながら仕事をしています。
相変わらず緊張することもあるし、
不安になることもあります。
それでも以前より、自分を責めることは少なくなりました。
もし今、
「なんで私だけこんなに疲れるんだろう」
「保育士に向いていないのかな」
そんなふうに悩んでいる方がいたら伝えたいのです。
あなたは怠けているわけでも、弱いわけでもありません。
人一倍感じ取り、人一倍頑張っているだけかもしれません。
この日本のどこかで、同じような悩みを抱えている誰かの心に、この言葉が届いたらうれしいです🍀
