そしてある日、

ふとYouTubeを見ていると、

インド在住のアキコさんの動画に出会いました。


動画の後ろでは

子どもたちが元気に遊び、

豊かな自然が広がっています。



そんな穏やかな景色の中で、

この世の仕組みや

「周波数」について語る

アキコさんのお話がとても興味深く、

私はどんどん引き込まれていきました。


その中で特に印象に残ったのが、

「現実は自分の心の映写機が映し出した投影に過ぎない」 

という考え方でした。


「なんだそれは?」


最初は半信半疑でしたが、

なぜか強く惹かれ、

気づけば何十本もの動画を夢中で見ていました。


自分の心が不安でいっぱいのときには、

不安を感じる現実がやってくる。

反対に、穏やかで軽やかな気持ちでいると、安心できる現実がやってくる。



そんな話を聞きながら、私は今までの自分の生き方を振り返るようになりました。


私は長女として育ち、「〇〇しなければいけない」「〇〇じゃないとダメ」という強い固定観念の中で生きてきました。


だからこそ、そのルールを軽やかに飛び越えて楽しそうに生きている人を見るたびに、

「なんで自分ばっかり」
「なんでこんなに頑張っているのに幸せになれないんだろう」

と、心のどこかで感じていたのです。


でもアキコさんのお話を聞きながら、ふと思いました。

もしかしたら、目の前の現実を作っていたのは自分自身だったのかもしれない。


そう思ったときから、私は自分の固定観念を見直し始めました。


「本当にそれは正しいの?」
「それは自分の本音?」
「誰かから刷り込まれただけの考えじゃない?」

そんな問いを繰り返しながら、自分の内側を掘り下げていきました。 



すると、

それまで当たり前だと思っていた

考え方の多くが、小さい頃からの環境や

経験によって作られたものだったと気づいたのです。


振り返ると、私はたくさんの凝り固まった思い込みを抱えていました。


本当によく、そんな緊張感のある思考に支配されたまま生きてきたなと思います。

だから今は、その頃の自分に「よく頑張ったね」と感謝しています。


そして少しずつ、自分の心の声に耳を傾ける時間を増やしていきました。


頭の中で鳴り続ける「こうするべき」という声を静かにして、本当の自分の声を聞く練習をしていったのです。

私の心はいつもこう語りかけてくれました。


「ゆっくりしていいよ」
「ゆっくり呼吸して」
「焦らなくて大丈夫」
「自分を責めなくていいよ」

その声を聞き続けるうちに、自分が本当に望んでいる生き方も少しずつ見えてきました。


私はこれまで、人前で堂々と話し、多くの人に囲まれ、大企業で活躍し、評価されながら輝いている人たちを見ては羨ましく思っていました。


そして、

「自分もそうなれたら」
「人前が苦手じゃなかったら」

と何度も考えてきました。

でも、自分の心と向き合い続けた結果、ようやく気づいたのです。


私はそもそも、そのステージを本当に望んでいたわけではなかったのかもしれない、と。

私は、目立つ生き方よりも、少し隠れた静かな場所で、自分のペースを大切にしながら生きる方が心から幸せを感じられる人間だったのです。




それは決して劣っているわけではありません。

ただ、自分に合った生き方が違っただけ。

そう気づいたとき、私は初めて「本当の自分」を知り、そのままの自分を受け入れることができたのでした。