検査結果の電話は
思ったよりも早かった
8月6日 夜、電話が鳴った
結果的に
検査はできなかった
前もって
原発巣は大腸かもしれないと聞いてたとおり
検査の管を通すこともできないほど
大腸が狭くなり過ぎてた
そして新たに
首のリンパへの転移も見つかった
手術はできない
何もしなければ余命半年から1年
そんな報告だった
12日から抗がん剤を始めると決め
2週間後には退院になるだろうと聞いたけど
突然の あまりにもな結果に
ショックが大きすぎて
わたしは泣くことしかできなかった
姉の旦那は
「死なすわけにはいかない」
「どんなことでもやってやりたい」
その言葉に涙が出るけど
心の中では
「こんなことになって、何を今さら…」と
怒りに近い冷めた気持ちのわたしもいた