昨日のYahooニュースで初めて知った
会食恐怖症
社交不安障害の一種
症状は
会食の場面で吐き気、 めまい、 胃痛、 動悸(どうき)、 嚥下(えんげ)障害（食べ物が飲み込みにくい、 または飲み込めない）、 口の乾き、 身体（首や手足）の震え、 発汗、 顔面蒼白、 呑気(どんき。 空気を飲み込んでお腹が張る）、 緘黙(かんもく。 黙り込んでしまう）など
原因の一つとして
給食の完食指導があるとされています
Yahooの記事では5割ですが
他の記事では6割ちょっとの人が
完食指導が原因となっていました
18歳くらいからこんな症状があって
友達との外食ができなくなっていた息子に
給食で完食指導があったかどうか
聞いてみました
すると
小学校でも中学校でも
完食指導があったと
それも清掃の時間や
その後の昼休みまでも
ずっと食べるように強要され続けたと
話してくれた
わたしの子ども時代(昭和)には
あたりまえの光景だったけど
まさか、平成15年以降にもあったなんて…
驚きです
小さいころから食が細く
食べることに頓着のない
神経症体質な子だからかと思っていたけど
こんなことが何度もあったら
会食恐怖症になっても仕方ないなと思いました
だって
楽しくないし
食事が苦痛なことになっちゃう
息子本人は
完食指導がきっかけと思ってなかったと言うけど
あの時
イヤだったのに
つらかったのに
苦しかったのに
そういう感情を｢仕方ない｣とあきらめて
受け入れ続けてしまったものが
いっぱい溜まってると思う
それを言葉に出してみようと伝えました
他には
一般社団法人 日本会食恐怖症克服支援協会（東京）の交流会があるそうで
体験を打ち明け合うことで
「つらかったのは自分だけじゃない。無理して食べなくてもいい」と思えたことで楽になったという人もいるそうです
そういう場所で
同じ想いを共有できることもいいですね
今さらながらになっちゃったけど
息子よ
話してくれてありがとう