色おに。
わたしは
貪欲になるべき である。
何を、って とても具体的に あげてしまうと
それは限りなく狭く 執拗に深く
知恥感に ずんぐりむんぐり乗っかられてしまう だろう。
まうんとぽんじょん!
最近 やっと
他人に対しての 独占欲が成立してきた。
それでは 今までは なんだったのか。
本気ではなかったのかしら と 立ち止まってみたが
いつでも本気である と 省みる。
でも それはあくまで 現在の自分にとっては
あくまで 可愛く 可愛そうなぐらいに 軽かった。
言葉だけで 飾らないで
歩いて 行かなきゃ 掴まなきゃ いけんよ。
おばぁの恋話が今やっと わかった。
ヘドロもない海のそこから
やっとの思いで見つけた汚物を
全身で掴むかのように
おじぃを手に入れたおばぁの話。
底無く やさしいのは
その他人に 感じ取られずに
乗っかっていく こと
そして 他人を 消したくなる
そして それは 他人で無くなる
自分の 半身 に なるよう願う
その人には 決して 打ち上げない
行き詰る流れは 私にやさしい
自分は一日で変われる生き物ではなかった。
無残なまでに 可愛がっていたために
今日まで それに気づいておかなかった。
明日は また今日とは違う。
天然からくるものなのか
酷なまで無意識に計算されたものからくるものなのか
中途で引き返す 性分が ここにある。
あくまで 可愛く 可愛そうなぐらいに 軽い。
くるくるくるくるくるなんて媚びた鳴き真似
そんなの私の持ちネタじゃない。
つんけんどんにやりすごしてきた
ツケがかえってきたの。
もう遅い とは思っても言わずに
皆 いつまでも不動なままではないと言って
自分もそうなんだと 自覚しておく。
ぎっぎっぎっぎっぎなんて威嚇する鳴き真似
それが一番心地よく昂ぶる。
内臓が圧縮される。
当分は鬼が言った色を見つけないでおくよ。
走っていくよ。暫しの間。
時たまに胸も見せて 背向ける。
色見つけても隠して
気づかないふりしておく。
その色は軽く やさしい。
さもありなん かのやうに。