転落二日目。
起きたら一姫がいない。
探す天音。
トイレ、ついでに食べられそうな草を摘んできた。
食材ならまだ残ってるけど…
日持ちするものは出来るだけ残しておきたい。
3日で脱出出来るとは限らない。
私たちが助かる方法ってあるの?
あるにはあるけど今は無理。
今はただじっと耐えるしかない。
あるんだ…
それが最終手段で天音だけが助かった方法か…
なんなんだろう。
想像もつかないし想像するのも怖い…

風見一姫は放っておくと拗ねるタイプ。
彼女と揉めた時こんなことを言ってみな。
なんだろ。
まだ二日目だからか知らんが結構呑気な部分もあるよね。

ペアなんか組まずにみんなで一丸になって仕事したり試したりした方がいいのかな?
集団で行動すれば必ず怠け者が出てくる。
ペア単位で何かしら仕事を与えた方が効率がいい。
もしあなたが私とのペアに不満があるのなら、他の子と変わってくれても構わないのよ。
どうして私とのペアなんて受け入れたの?
一姫のことが一番好き、だからだよ。
あの風見一姫が照れている!?
私のこと好きなんでしょ?
それも大好きなのね?
抱きついて一姫を川に落っことす天音w
こんな状況で濡れたらよくないんじゃないのかな?
夏だからすぐ乾くし平気なのか?

ヘリが上空に!
でも気付かない…
結局ヘリは戻って来なかった…

三日目。
暑さで遺体が腐り始めた。
先生が三人を森へ運んで行った。

弟がいるの?
雄二くんのことね!
やっぱりその子頭いいの?
馬鹿ではないと思うけれど…
私の弟って時点でどうしても比較されてしまうし、ちょっと頑張った程度じゃ誰も認めてはくれない。
あの子に失望する声は多いしそれは両親ですら例外じゃないけど私はあの子をとても愛しているわ。
雄二くんの過去気になる…

帰りたいよ…
泣く天音。
そりゃ泣きたくもなるよね…
いつか必ず、私があなたを家に帰してあげる。
約束するわ。
その約束だけは死んでも守ってくれたんだね…

一日中雨。
食料が配給制になった。
にんじんが一本なくなった。
誰かが盗んだ可能性がある…
こんな閉鎖空間で犯人探しでも始めようものなら誰もが疑心暗鬼を生むでしょう。
考えがある。
切って元に戻して11本に。
それでごまかせるのか?

怪我人がご飯食べたがらない。
許して下さい…
まるで私があなたをいじめてるみたいじゃない!
人が嫌がってること無理強いするのがいじめ以外なんだと言うんです?
部長ほんと役立たずだな。
なかなか気付いてあげられなくてごめんなさい。
漏らしちゃったの?
出したくないから食べたくない。
気にすることはないわ。
生きていれば当たり前のこと。
そうだよ…
こんな状況じゃ仕方ない…

天音首から血が。
ヒルに噛まれた。
血を吸う一姫。
やっぱり天姉にはエロがつきものw

もしも何かを犠牲にしなければあなたを守れないという状況になったら、私はすべてを犠牲にしてでもあなたを守るから大丈夫。
愛してるわ、天音。
ちょいちょい伏線入ってるよね。
一姫の天音に対するセリフ全部がフラグだな。

九日目雨の中、先生出発。
食料半分も持って行ったから結果出してくれないと困る。
確かにこれで助け来なかったら食料無駄すぎる…
今はただ自分に出来ることをするしかない。
そんな言葉で自分を騙していても限界は近いような気がしていた。
それでも私は一姫についてくことしか頭になかった。

十日目また雨…
日記書く天音。
でんでん虫飽きた…

ついに怪我人に蛆がわいてる…
私もう死にたい。
大丈夫だよ、ちょっとカビがはえただけじゃん。
励ます天音。
私きっともうすぐ死ぬからそれまでごめんね。
可哀想すぎる…
そりゃもう死にたいよな…
こんなに耐えても結局死ぬなら事故で死んだ方がマシだったなんて一番最悪。
ファイナルデスティネーションだなw

この恩は必ず返すから。
死んでも絶対にこの恩は忘れないよ。
切ない…

先生が出て二日経つ。
救助は来ないし、先生も帰ってこない。
先生野垂れ死んだのかな?
もうサバイバルだな…

十二日目。
小森さんのアリオンが死んだ。
食べないの?
この子に助けてもらうの。
彼女の意見が正しいわ。
食べましょう。
極限状態でついに部長も一姫の意見に賛同か。
じゃんけんてご存知?
無理!絶対無理…!
一姫が石で殴る…
これでもうどこが目なのかわからないでしょ。
頑張りなさい。
結局一姫が捌く。
じゃんけんの意味…
久しぶりに口にした肉の味は目の前がくらくらするほど美味しかった。

さすがに天音ルートは長いな。
鬱展開すぎて辛いわ。
でも面白い。