昨日職場の方が送別会を開いてくれた。



最後の出勤の日


私は本当はすごく寂しくて

1週間くらい前から

最終日が来るのが怖くて

ずっと泣きたかった。


染五郎さんが

「あと5日だね」

とかカウントしてくるのがうっとおしくて、

あと2日っていう日は無視をした。



気付いたっぽい染五郎さん


最終日は何も言わないでいてくれた。



仕事中

直属の上司が個人的にプレゼントを渡しに来てくれた。


他にも何人かからプレゼントをいただいて

泣いてくれたパートさんもいた。



けど

私は淡々としていた。



最終日の勤務が終わって

一番仲が良かった後輩と写真を撮った。


変なポーズをとって

大爆笑して

会社の駐車場でお互い車に乗って

出る時に

後輩が手を振ってくれた。


16年も一緒に働いてきた後輩。


あまり仲がよくなかった時もあったし

なかなか心を開いてくれなくて

一回りも年上だからか

ガチガチの敬語で

ガチガチの態度だったのに

手振っちゃってくれるまでになったんだなぁと

急にしんみりして帰宅した。



本当は

感情がずっとぐちゃぐちゃだった。


でも

落ち込むのが怖くて

泣きたくなかった。




昨日久しぶりに後輩に会って


「いなくなっちゃってからずっと寂しいです」

って言われて


「私も寂しいよ」

って言ったら


わあーっと涙が溢れてきた。



「やっと寂しいって言えた。やっと泣けた。強がっちゃってて辛かった」


素直に言ったら

そこにいたみんなが泣いてくれた。



泣きたい時は泣けばいい


今までもよく聞いていた言葉だけど

本当にそうだなと気付いた。



昨日でちゃんと仕事納め出来た。


私、お疲れ様でした。