星降る王国のニナ1〜5 | ほどほどにマンガ、ときどき小説

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星降る王国のニナ1〜5




以下、感想ネタバレ含みます



ずっっっと、読みたかった作品



二巻まではサイトで読んでて
ようやく手に取ることができました!


絵が可愛いんですよね
そして、男性の絵が美しい、、!




街で育った貧しいニナは
珍しい青い目を持っていました


その目を持っていたことが
仇となり
家族同然に過ごしてきた仲間に
売られてしまいます


その売られた先は
王国の皇子でした


ニナは、手違いで死んでしまった
この国の皇女として生きなければいけなくなりました



側から見たらいい話ですが
ニナではなくなる
ということです




さらに、皇女になるということは
いろいろな作法も覚えなければいけない


そもそも、皇女の身代わりのことを知っているのは
一部の侍女たちと
ニナをさらった皇子アズールとその側近のみ


身代わりとなるアリシャは
ニナと同じく青い瞳をもち
この国の巫女として
別の住まいで育てられてきたため
ニナと入れ替わってもわからないというのです



アズールはニナに
アリシャとして通用するように
教養を仕込んでいきます



初めて国王に謁見したときも
アリシャではない
とばれてしまいそうでしたが
アズールがカバーしてくれました



この国の国王は
側近からは愚王とされていて
星の巫女であるアリシャを
隣国のガルガダへ嫁がせるというのです



これには、政治的背景があるのですが
ニナのいる国、フォルトナにとっては
あるまじきこと


ニナは、ガルガダに行ったら
本当にニナとしての人生は終わってしまうということを
悲しく思い
その思いをアズールにはいてしまいます



しかし、アズールも
ニナと同じ昔亡くなった皇子の身代わりだとしり
さらに、自分はいつ死んでもいい捨て駒だと
悲しいことを言うので


ニナは、この人のために
ニナとしては、死んでやるよ
と決意するのでした



そんな決意を聞いて
アズールは逆に
ニナをフォルトナへ留めようと
動き出すのでした




しかし、フォルトナ国内に
アズールを排除しようとしているものがいることを知ったニナは


国王のお父さんにアズールを助けて欲しいと乞いますが
アリシャの偽物だとバレてしまい
牢獄されてしまいます



しかし、貧しい暮らしだったため
牢獄もなんのその。


その様子を愉快に思ったのか
国王のお父さんは
アリシャとしてなら
アズールを助けられる
と助言してくれたのでした




だから、ニナは
アズールを助けるために
アズールに内緒で
ガルガダに継ぐことを決意し
ガルガダの王の妃となり
フォルトナにいるアズールを助けたいと思うのでした




ちなみに、アズールを排除しようとしているのは
現国王で、この国王愚王ですし
クズでした


自分の息子を殺したのコイツか!
そんなチェスみたいな遊びより子供でしょうよ
人ととしてクズでしたね



そして、アズールの生い立ちや
もちろん、皇女としての教養を教わったり
過ごしてきた時間もニナにとって王宮で多かったりもしたことから
ニナとアズールは
二巻までの間にあっという間に
恋仲になったのでした!笑



好きな人のために
嫁げるニナの健気さよ


ニナ自体は
すっごいおてんばで
とても15歳には見えませんけどね

見えて12歳かな





さて、アズールに内緒で
嫁いだニナは
ガルガダの第一皇子セトと
過ごすようになりますが
このセト曲者


彼の悲惨な生い立ちが
彼の心を奪い
何も感じない冷たい男にしたから
冷徹な皇子になったようですが
ニナはなんとかきにいってもらえるように
セトにあれやこれや
近づいていきます


セトもニナのしつこさや
大胆さ
無鉄砲なところ
そして、人としての温かさに触れ
少しずつ変わっていきます



セトは妃候補として
初めて王国の本殿へニナを連れて行きます




ニナはセトの家族に会える!
と喜んでいきましたが
セトの家族も曲者揃い


みんな王になるには何か足りてない笑



さて、セトの兄弟で
王位争いをしているところへ
フォルトナに新しい王が即位したとの知らせが!


なんと、その名は
アズールだったのです!


ニナはわけがわからず
混乱します


そして、ガルガダへ
フォルトナからの使者が来たと言うことで
見てみると
なんと、アズールの姿が!



しかし、アズールは
もちろん王が来たことを隠さなければならないので
知らないふり。



ニナは、寂しくなりますが
ニナと共にガルガダへきた
侍女(国王のお父さんの使い)の計いで
こっそり会うことができたのでしたが!



アズールは
フォルトナの使者の身で
ニナと親しくしていたので
セトから反感を買います



そのせいで、ガルガダの
コロシアムで行われる
武力大会に出ざるを得なくなってしまいました


しかも!
この大会の褒美が
ニナだというのです


ニナ(フォルトナ)を
誰が手に入れるか


ということですが


ニナは自分が褒美なら
わたしにも褒美があってもいいのではないか


とガルガダ国王にお願いします



国王も心が広い?のか
申してみよ、と


そのニナの望むものは
フォルトナでした


何をいってるんだ!と
わたしも心で突っ込んでしまいましたが、、


あんまりにも面白いことを言うので
ガルガダ国王ついに
外へ出てきましたよ



そしたら、
ガルガダ国王はなんと
女性でした


前国王の妹だそうです


この方、4人の皇子たちのことを
よくわかっていて
なおかつ
コロシアムで参加者たちが痛み、喚こうが
じっとみているような
割と冷たいところがある方でした


ニナは、叫ぶ参加者たちを見過ごせず
コロシアムに飛び込んでしまいます



もちろん、そんなの
アズールが許しません


ニナを助けにいきますが
アズールは目立つわけには行きません


結局襲われそうなニナを
最終的に助けたのはセトになるのかな?



アズールとセトの
ばちばち感がやばいですね


セト、ちゃんと
ニナのこと好きになっているのでは!?

ヤキモチ、やいてるのでは!?



ニナアズ推しでしたが
セトも人らしく心を見せるようになってきたので
ニナセトも追い上げてる。笑



では!