韓国人は、ほかの国の学生より比較的日本語を習得しやすい感じがあります。
日本語と韓国語が、似ている部分がたくさんあるから、韓国語を応用しやすいというのが、大きいと思います。
イギリスにいたときも、英語のクラスで、タイ人、スペイン人、イタリア人、トルコ人、アゼルバイジャン人、ロシア人、ジョージア人、いろいろな国籍の人がいましたが、英語と系統が同じスペイン人は、やっぱり上手でした。
それで、日本語能力試験(JLPT)、わたしはベトナムで教えていた時の感覚で、ひとつのレベルで3ヶ月から半年ぐらいは勉強しなきゃいけないような、習熟のスピードがそれぐらいのイメージなんですが、実際にJLPTを受けた韓国人の先生に聞いてみると、
3月はN4対策クラスに入って、4月はN3を集中してやって、5月と6月はN2を頑張れば、今年の7月3日のJLPTのN2に合格することも可能らしいです。韓国人には(学院の他にうちでの勉強も必須ですが)。
ものすごいスピード。さすが、はやくはやく、の国、韓国。
ただし、純粋に試験だけはN2を取れても、それを使って実際に話したりコミュニケーションできるかどうかはまた別問題だそうです。
そうか。それで納得がいった。
以前、韓国で、フリートーキングに入ってきた学生が、N1持ってるっていうからどれだけよくできるのか楽しみにしていたところ、
ふたを開けてみると、やっと「おはようございます」が言える程度で、「おいしいじゃないです」とか、N4も危ういほどの間違いがたくさんあり、ほんとにN1とったのかと疑うような人だった(実際に持ってるのは持ってた)のですが、完璧受験勉強スタイルで詰め込んでやったんでしょうね。
なかなかこういう感覚は、ネイティブである日本人にはわからないことかな、と思います。時間がかかるものだ、とか難しいものだ、とかいう固定観念がないとは言いきれないでしょう。実際に勉強する感覚とか、どれぐらい頑張れるかの感覚ってなかなか分からないと思います。他人の頭の中のことだから。
やればできないことはないんだね。
ちなみにこういう時、韓国語では、
죽었다 생각하고 열심히 해봐라
死んだと思って(死んだつもりで)頑張ってみなさい、
とよく言います。
このカツの入れ方。さすが韓国。
いい話が聞けました。