端午の節句 | 願望を実現させる占い師 吉本博栄の独り事

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博栄流四柱開運術の創始者吉本博栄が世相をぶった切ります、

今日は、子供の日。
「端午の節句」ですね。
せっかくですので、暦の話。
子供の日について書いてみます。



子供の日は、「端午の節句」と言います。
これはもともと、お隣中国から入ってきた、
「厄払い」の行事でした。
それがなぜ、男の子の日になったか?


昔々、旧歴の5月は、なぜか流行り病が多く、
季節の変わり目だからでしょうか、
亡くなる人が多かったと言います。

そして、同じ数字が二回続く5月5日を
特に忌む日として厄払いをしていたそうです。

厄の払いの方法は、家の門に菖蒲の花を挿したり、
菖蒲を漬けたお酒を飲んだりしたのですが、
日本では「菖蒲」は「勝負」であるとされ、
しかも菖蒲の葉が剣先に見えることもあり、
男の子が誕生したら、菖蒲の飾りつけをして成長を祝う行事となって、
元気で一年過ごせますように・・と、
なかば語呂合わせで、男の子の厄払い行事になっていきました。


でも、なぜ「端午の節句」と呼ばれるのしょうか?

端午というのは、月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味です。
もともとは、毎月初めの午の日が、端午と呼ばれていたのですが、
5月を十二支で表すと、午になるので、5月の最初の午の日を節句として
祝っていて、端午の午(ご)が数字の5(ご)と同じ音なので、
5月5日に決まった。
・・・これも語呂合わせww 

安易言えば安易ですが、端午の節句って、そうやって決まったようです。



我が家には、長男がいます。
今、高校3年生。
4人兄弟の、男一人です。
小さい時、よく怪我をしました。
3歳の時、ファンヒーターの上に登って、
落っこちて鎖骨を骨折。
8か月と、2歳には、ひきつけで救急車。
幼稚園では、気管支の炎症で入院、その時も救急車。
小学校上がってからも、ボール遊びで打撲。
ケンカで、顔に青あざを作ってきたこともあるし・・。
比較的おとなしい方だとはおもうのですが、
それでもワンパクで、ヒヤヒヤしながら育てました。


娘たちとは違い、世話が焼けるというか・・。
ママも大変な気苦労があったと思います。


男の子って、育ちにくいと言います。
今はそうでもありませんが、
昔は、5歳まで生きられない子もいたようですし・・。
端午の節句に、5歳になったら、お祝いするのは、
そういった男の子の育てにくさもあったのでしょうね。
厄除けの儀式があったということです。


最近、こいのぼりを見る機会が減りました。
私の幼いころは、ご近所中、こいのぼりをはためかせてて、
誰に家が一番大きいか、争ってた感がありましたが、
今では、こいのぼりはもちろん、鎧兜も飾らない家があり、
さみしくなったな・・と、思っている次第です。


さすがに我が家も、こいのぼりはありません。
鎧兜も、昔、実家の物置が火事になった時、
燃えてしまったのでありません。
それでも気分だけは・・と、
いちおう、柏餅は買ってきましたが、
これが子供たちには、あまり人気がなく・・。
私と嫁で食べるだけ・・。
だんだん季節感がなくなって、残念な思いです。


ということで、最後に端午の節句のおまじないです。
というか、厄払いです。

●菖蒲湯に浸かる
菖蒲は刃先が剣のように尖っており、邪気を払う賭されています。
この菖蒲をお風呂に入れて、厄払いをし無病息災を願いましょう。

●柏餅を食べる
柏の葉は冬の間も枯れ葉になっても落ちず、そのまま新芽がでます。
このことから、家系が途絶えず、子孫繁栄に良いとされています。

柏餅を食べて、運気をあげましょう!