・目的
 130年経過した古民家再生し、電力、水、燃料を購入せず装置開発や環境整備を行い文化的な生活が営める環境を構築中です。
・自分
 定年。知識と技術はこれまでの経験でつめ込み SDGs を超越する省エネルギー技術の情報を完全無償公開しました。
 近隣の子供たちに、装置やプログラムを学べる場(寺子屋)を提供します。
 名称を MNeL (南長野電子研究室) としました。今後ともよろしくお願いいたします。

 古民家再生 (​https://plaza.rakuten.co.jp/thm/255724/​)
 変圧器技術 (​https://plaza.rakuten.co.jp/powercycle/diary/202409060000/​)
 Power MOS FET (​https://plaza.rakuten.co.jp/powercycle/diary/202503150000/​)
 コンバータ開発 (​https://plaza.rakuten.co.jp/powercycle/diary/202406210000/​)
 農地開発と技術まとめ (​https://plaza.rakuten.co.jp/powercycle/diary/202503090000/​)
 変圧器アプリダウンロード
 



​・太陽光パネルの充電システム
 130年前の古民家を完全オフグリッドで電力を供給するための、太陽光パネルと充電の全体ブロック図を下図に示します。




 曇り時にはバッテリ充電ができないらしい。
太陽電池パネルで受けた電力をDC/DCコンバータで28Vに昇圧すると、曇りでもバッテリ充電が行えるはず。太陽光パネルの電圧は 28V 程に上がります。これをそのままバッテリに接続し充電したのですが、何故か充電できませんでした。そこで太陽光パネルの電力は、交渉電圧よりかなり低い領域であるで得られることがわかりました。今回は 16V 以上になると 28V に昇圧し充電するように考えました。

 

下は失敗してますので、参考にしない様お願いします。



 このシステムは BMS を使用せず充電を行うもので、各セルに 4V を印加します。
リチウムイオン電池の電圧は 4V × 6 = 24V ですが、基本的にこの24V以上に達しないと充電できません。DC/DCコンバータ IC はサンケンの SI8050Sで、出力電圧は 5V に固定です。このコンバータ IC の出力を 4V に下げます。これは IC の 5番ピン を使って簡単に 4V 以下の電圧制御ができます。

・サンケンの SI8050Sを放熱機に取り付けた写真



左から、インバータ部。
インバータは 24Vを 14V×6 を回路出力。コンバータは 14V を 4V に変換。24Vを作る上で、リチウムイオンの場合は直列6個となるので、DC/DCコンバータは基板3枚(2回路/基板)となります。
コンバータは太陽光パネルの電圧を下げて充電すると、電流が大きくなります。




システムはひとつずつ作るしかないので、ここはずっと我慢し作り続けるしかありません。