Kに大学で生物学を勉強したければ、せめてT高校の特進に入っておかないといけないと言うと、「生物学科に入るのは無理だ!」と弱気なことを言う。また、ママがネガティブなことを言うから、Kにもネガティブ思考がうつっているんじゃないかな。今から諦めてどうするんだという気がする。「そんなん、京大の理学部に入るのは無理かもしれんけど、地方大学の理学部やったら、十分、入れるって!」と励ます。確かに大学受験と高校受験では、受験生の範囲を違うから、偏差値は同じ値ではない。じゃあ、どれくらい差を見ておいたら良いのか、ネットで調べてみた。すると、高校の偏差値から5から10引いたぐらいの大学に入れるという情報が。偏差値63のH高校の一番多い進学先がR大学だから、10引くというのは、あながちデタラメではない。じゃあ、今Kに目標とさせている偏差値56から10引くと、46だけど、N大学やY大学の理学部の偏差値は47.5だから、十分狙えると思うよ。このこともKに教えてあげようかな。