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 運動会の組み体操で、逆立ちができないといけない。逆立ちと言っても、補助付き。二人でペアになって、もう一人が、逆立ちするひとの足を持って、支えてくれる。でも、Cはクラスで1人、自分の力で、支えてくれる子の所まで、足を持ち上げられない。去年の運動会でも同じことをしないと行けなかったんだけど、その時は、ペアの子が、Cの足が逆立ち位置まで到達しない分を、迎えに行って、引っ張り上げてくれた。でも、Cも身体が大きくなっているから、今回は自力で、倒立位置まで足をあげたいところ。というか、C以外の全員が、できる事が、できないと恥ずかしい。
 と言うことで、数週間前から、2階のピアノの部屋で、壁に向かって逆立ちの練習をしている。足の力と言うよりも、タイミングや、反動の付け方が問題。自分で、要領を掴むしか方法がない。先週までは、壁に足があたるところまで、来ることもあったけど、倒立状態を維持することができなかった。壁に足が当たって、そのまま、すぐに倒れる感じ。Cに聞くと、たまに倒立状態を維持できるところまで、できるようになったとのこと。もう、夏休みもわずかなので、今週、ぜひとも完成させたいと思う。土曜日の夜、パパがダンベルでウエイトトレーニングをしている横で、Cが倒立の練習をする。何回かやっていると、時々、壁まで足が到達して、倒立状態にできる。でも、すぐに戻ってしまう。「その状態で、しばらく静止しないとね。例えば、1分ぐらい、頑張らないと!じゃあ、パパが1分やって見るから、この時計で測ってみて!」と言って、Cにパパのヨットタイマーを渡した。
 で、ストップウォッチモードで、Cに1分測ってもらうことにして、パパが壁で支持する倒立を始めた。始めると、意外にしんどい。しかも時間の経つのが遅い。30秒経つまでに、もう両腕が震えだす始末。「今、何秒?」と聞くと、Cがふざけて、「500秒!」とか言うから、「ちゃんと、教えて!」と声が大きくなる。両腕が震えだして、60秒持つかどうかあやしいし、いつなんどき力尽きて、崩れてもおかしくない状態。でも、自分で言い出したことなので、できたら、1分間、耐え続けたい。「今、何秒!」となんども、Cに声を大にして、聞きながら、なんとか、60秒間、耐え続けた。久し振りに、限界近くまで頑張ったような気がする。
 次に、Cが、「自分もやる!」と言いだした。パパも限界に近かったので、「やめといたら!無理せんで良いで!」と言ったけど、Cはやりたそう。まあ、途中でギブアップしたら、良いかと思って、今度はパパがストップウォッチをセットして、60秒を測ることに。Cが逆立ちを開始したので、パパは、「10、11、12・・・・」と一秒ずつ、声に出してカウントしてあげた。やってる本人からすると、あと、どれだけ時間が残ってるかを、リアルタイムに知りたいのが本音だからね。どうせ、無理だろうと思ってたけど、意外にCは頑張る。で、とうとう、60秒やり遂げた。パパでも諦めそうになったのに、まさかCがやり遂げるとは思ってなかったから、意外な誤算。月並みだけど、親が思うより、子供は成長しているんだね。