日曜日は近くの「出会いの森」っていう公園に行ったよ。先週もCと行ったところだ。そこの「かくれんぼの森」って言う、植木でちょっとした迷路みたいになっているところに行ったんだ。そこで「パパが鬼になって10数えるから、その間に隠れてよ!」ってC言って、10数えたんだけど、Cはきゃっきゃ言っているだけでちゃんと隠れようとしないんだ。そこで今度はCが鬼の番で、パパが隠れるってことにして、迷路の中の少し遠くの場所に隠れたんだ。最初はCはパパがどこに居るのか分からないみたいだったけど、「ここだよー!」って声を出してあげるとだんだん分かって来たみたいで、最後にはパパを見つけることができたよ。
 後で考えたんだけど、Cに最初から隠れろ!って言うのは無理だったんだ。だってそもそもCはかくれんぼって遊びがどういうものか良く分かっていないんだから。隠れる方は、どうやれば見つからないかを工夫して隠れる場所を探すし、鬼はいかに早く見つけるかを工夫するんだ。そういう工夫をするのがかくれんぼの楽しみなんだけど、かくれんぼをやったことが無いCはそんなこと分かるはずも無いよね!それはちゃんと教えてあげなくてはいけないことなんだってパパは気がついたよ。