今日は子供の国にジャグリングショーを見に行ったよ。ジャグリングって言うのは、日本のお手玉みたいに、ボールやなんかを次々に空中に投げて、それを受けては、また投げるやつだ。外人が良くやっている大道芸の一つだ。Cはディズニーの英語教材をやっているので、ジャグリングという言葉には馴染みがあるんだ。
 サンフランシスコから来たと言うデイブ・レイブっていう人のショーだったよ。多分普段は大阪で大道芸をやっている人みたいで、話なんかも結構楽しかったな。さすがプロって感じだ。パパとCは前列の一番端に座っていたこともあって、ショーの間もデイブが外人特有のOKを意味する親指を上げるアクションなんかを振ってきて、リアクションを要求されたよ。パパはそういうのは苦手だったので、ちょっと戸惑ったなあ。挙句の果ては最後の芸で、手伝いをするために前に呼ばれてしまったよ。パパは精一杯リアクションしているつもりだったけど、多分ぎこちなかったんだろうな。でもそこは相手はプロなんで、ばっちりのフォローで場を盛り上げていたよ。一輪車に乗ったデイブにジャグリングするための剣を渡すっていう手伝いだったんだけど、剣を渡している時にドサクサにまぎれて腕時計をデイブに取られていたことビックリだったよ。最後は手伝いをした褒美にショーの途中で作った木に登るコアラの風船細工をくれたよ。Cに受け取りにやらしたら、デイブは「中川さん若くなったね!」だって、お見事!