それなりの文章を一定の時間で書き上げる。このトレーニングも必要だ。
 プログラミングの仕事では、プログラムを書いて、テストを行う。テストを行うことによって、プログラムの完成度を確かめることができる。自分の作業のゴールを明確にしやすく、その達成も正確に測ることができる。しかしドキュメンテーションでは少し勝手が違う。明確なテスト基準があるわけではないので、単純な基準により完成度を正確に測ることができない。いろんな側面からの評価が可能であるし、その評価も主観的な面を持つ。そのため何時までたっても完成度がパーフェクトにはならないし、いくらでも改善の余地が残ってしまう。そのため徒に時間を掛けてしまいがちである。しかし時間は有限だ。仕事では計画通りにどんどん仕事を終わらせていかないと、次々に仕事が渋滞してしまうことになる。
 元々プログラミングの仕事が多かった私としては、作業の進め方がプログラミング的になってしまっている傾向がある。そのため意識的に仕事の仕方を変える必要があるだろう。