2019/11/24(日)
LEONです。
昨日、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(以下RCO)を聴いてきました。
@フェニーチェ堺 17:00開演
2階4列目(券面表示14列)中央でA席21000円でした。
コンセルトヘボウ(Concertgebouw)はオランダ語でコンセルツヘバウが実際の発音に近いらしい。コンサートホールの意味かな、知らんけど。
まずは10月グランドオープンの堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺)について。
南側の大通りは昔からフェニックス通りと呼ばれています。英語をイタリア後に変えただけ。それどうよ?
最近はロビーのことをホワイエという。英語をフランス語に変えただけ。でもここは相変わらずロビー。それってどうよ?
で、東側には別棟でイタリアンの名門ポンテ・ヴェッキオが営業しています。お客さんが溢れていました。
ホール内は新しいのですごく豪華。
見学会の時撮影した写真。
座席の前後間隔は決して広くないがシートそのものに工夫を凝らしていて意外とゆったり。
自席よりチューニング中の様子を撮影。どの席からもセンターを向くようにセットされているのは評価が高い。
ステージは弦五部16型で前半分がぎっしり埋まり余裕がない。ショスタコーヴィチの交響曲第7番のように管楽器のバンダが大勢入る場合、あるいは第九のように大勢の合唱団が入る場合はこの反響板は使えない。
あとで書くが、ホール自体の残響は良くないと感じました。2階最後尾に近く3階の床が席上部にせり出してきているせいかもしれませんが。
1曲目はベートーヴェンの交響曲第4番。40分。
3番『英雄』、5番『運命』、7番、9番『合唱付』という奇数番人気が高く、偶数番では6番『田園』が人気。わたしは2番、4番、8番が好き。
なのでこの選曲は嬉しい。
ゆったりまろやか~に曲が始まり音色がとても美しい。主役の楽器が受け渡していく旋律も各々の楽器奏者の力量が高くとてもなめらか。
ひとことで言えばとても素晴らしいベートーヴェンでした。
ただ、昨年の尾高忠明/大フィルのベートーヴェン・チクルスで聴いたほどの感動はありませんでした。
期待して聴くのは同じでも尾高/大フィルの演奏には新しい発見がありましたが、RCOには期待が大きすぎてこれぐらいは当たり前的な思いがあるから新たな感動を感じないのかもしれません。しかしいい演奏であったことは間違いありません。
20分休憩後の2曲目はショスタコーヴィチ交響曲第10番でした。60分。
RCOの弦楽器の音質は『ビロードのよう』、金管楽器の響きは『黄金』、木管楽器の音色は『際立った個性』と形容されている、知らんけど(笑)。
十分な緊張感を保ちながら曲が進み、随所に高音域の弦がビロードのように?美しく、低音域の弦は重厚に渋く響いて心地よい。
金管楽器は煌びやかでとくにトランペットがうまいなあと心の中でうなってしまいました。木管楽器はファゴットとオーボエの首席のソロが良かった。
ただホールの音響のせいか、曲のせいかフルートのキンキン音がけたたましく響いてくるのはひどく不快であった。
オランダ/アムステルダムに本拠を構えるRCO(昔はアムステルダムコンセルトヘボウという名称だった記憶が)ですが、25か国以上の国々から集まった演奏家集団でありヨーロッパ全土で人気があります。
素晴らしいことに異論はありませんが、それでもやっぱりわたしはベルリン・フィルが好き。そう、どっちがうまいというレベルではなくどっちの方がより好きかというレベルでベルリン・フィルがより好きということです。大きすぎる期待をさらに超越して感動を与えてくれるベルリン・フィルには畏敬の念すら感じます。
来年3月に退職することが決まり年金だけの生活になるため、しかも月に一度のグルメ会(おっさんとが多い)を維持するために、さらに月1度の撮影ミニツアーを維持するためにはクラシック鑑賞は大阪フィルの定期演奏会と第九に限定する予定。人生バランス良く生きなきゃね。
で、次は28日の大阪フィル定期533です。





