2019/11/09(土)
LEONです。
昨日、『交声曲(カンタータ)海道東征』を聴いた。
@ザ・シンフォニーホール。18:30開演。
いわゆる神武東征を描いたカンタータである。
作曲:信時潔
作詩:北原白秋
指揮:福島章恭
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
ソプラノ:幸田浩子
ソプラノ:清野友香莉
アルト:石井藍
テノール:小原啓楼
バリトン:原田圭
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
大阪すみよし少年少女合唱団
指揮の福島さんは大阪フィル合唱団の指揮者であるが、ついに前プロ・メインを通して大阪フィルを振った。
前プロのシューベルト『未完成』は福島さんが希望したそうな。
大阪フィルだけでも8/10に小林研一郎で聴き、9/28にハインツ・ホリガーで聴いているのでこの選曲は考え直してほしかった。
福島さんは合唱団を通して大阪フィルとは深い絆ができているので、演奏は悪くなかった。
しみじみとしたいい演奏でした。でも、メインへの導入という意味では突拍子もなく、やはり場違いな印象が強い。
で、肝心の『海道東征』、こうなると福島さんの本領発揮です。
昨年9月ライプチヒの聖トーマス教会でのバッハ/ロ短調ミサや今年6月のベルリン・フィルハーモニーでのブラームス/ドイツ・レクイエム(管弦楽はベルリン交響楽団)など実績も積んでいるので、これは本物です。
驚くべきは大フィル合唱団でした。素晴らしい発声と聴きやすい日本語の発音、これは福島流発声法の鍛錬の賜物。
少年少女合唱団も素晴らしかった。
オーケストラもいい音を鳴らしていました。チェロの近藤さんの姿はありましたが、ほかの弦では首席クラスが軒並み降り版でしたが、それでもいい響きを聴かせてくれました。
それに比べてカンタータの主役といえる声楽のソリスト陣が情けない。皆さん二期会などで活躍中とのことですが、それが本当なら二期会も大した仕事は出来まい。アルト以外の4名は期待はずれも甚だしい。
ということでソリスト陣のできの悪さが(もともと下手なのか、やる気がないのか)折角の好演を台無しににしたという演奏会でした。
終演後の拍手は意味がわかっての行動なのか、気が知れない。約1名、負けずにブーイングしておきました。
さて、次は世界の人気を二分する片方の雄、ベルリンフィルのブルックナー/交響曲第8番です。わたしの今年のメインイベント90分一本勝負です。指揮は巨匠ズービン・メータです。1992年?福岡でイスラエル・フィルを聴いて以来27年ぶり二度目になります。
11/14@フェスティバルホール
あ、蛇足ですが来年1月8日の京都大学交響楽団(創立103年を誇るアマチュアの名門)の第206回定期演奏会のチケットを購入しました。
尾高さんが客演で振ります。


