第6回 勇気凛凛ルリの色 | ちょい悪爺LEONのブログ

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大阪フィルハーモニー交響楽団のファンで、その演奏会を中心に投稿します。写真撮影は公共交通機関を利用して行ける所を中心に復活しましたが、写真はインスタにpostしています。
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2010/04/07(水)
LEONです。
 
浅田次郎勇気凛凛ルリの色満天の星を読みました。
エッセイシリーズ勇気凛凛ルリの色の4集目です。
週刊現代に連載された同名のエッセイを1年分集めて単行本化したものです。
 
イメージ 1
 
毎回面白い話が書かれているのですが、今回の中から最傑作をピックアップします。
まずは本文を引用します。
出版社の編集者とともに取材と称して秋田へ向う車中での会話です。
なぜか、幕末動乱期の南部藩士風の会話です。
 
引用開始


『好吉。つかぬことを訊ねるが・・・』
『へい、何でございましょう。手前どもにわかることでしたら、何なりと』
『ふむ。今しがたふと考えたのじゃが、どうとも合点がいかぬ。心して聞いてくれい。この
新幹線【やまびこ】は、秋田新幹線【こまち】と連結しておる。聞くところによれば【こまち】
は盛岡駅から在来線の軌道に乗り入れ、秋田城下に至るというではないか』
『へい、おっしゃる通りで、【こまち】は盛岡から田沢湖線に入りますけれど、それが何か?』
『面妖じゃ。考えてもみよ。東北新幹線は広軌、在来田沢湖線は狭軌のレールを使用して
おるのではなかったか。だのに両者はなにゆえ、手をたずさえて軌上を走ることができるの
じゃ』
『言われて見れば、たしかに』
『であろう。面妖じゃ。元来相容れぬはずの広軌と狭軌が何ら蹉跌もなく同一軌上を走るとは
、昨今の薩長連合もかくやはと思えるほどの奇奇怪怪。そちたちはいかが思う』


引用おわり。
 
これは『取材旅行について』の一節です。
 
東京にいたころLEON秋田新幹線に乗ったことがありました。
盛岡から一駅の雫石で下車したのですが、なんと新幹線なのに下車したのは自分ひとりで
ただただびっくりでした。
観光シーズンの狭間だったのかなあ。
 
上記のようなことは山形新幹線でも言えるんですよね。
 
ちょっとWikipediaで調べてみました。
 
引用開始


 
田沢湖線内はすべて単線なので、新幹線列車が普通列車と行き違いのために待ち合わせを
することがある。大曲駅では、田沢湖線と奥羽本線の接続配線の都合によりスイッチバックする。
秋田新幹線開業前の奥羽本線は一部複線化されていたが、開業に際して複線部分は上り線を
新幹線用の標準軌に改めたため、線路が二つ並んでいても、両方とも単線である
このため、普通列車と新幹線が、同じ方向に走ることもある。なお、神宮寺駅 - 峰吉川駅のみ
新幹線同士の行き違いのため狭軌側を三線軌条にしている。
 


引用終り
 
この説明でわかりますか?