第4回 勇気凛凛ルリの色 シリーズ1&2 | ちょい悪爺LEONのブログ

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大阪フィルハーモニー交響楽団のファンで、その演奏会を中心に投稿します。写真撮影は公共交通機関を利用して行ける所を中心に復活しましたが、写真はインスタにpostしています。
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2010/03/20(土)
LEONです。
 
浅田次郎に嵌ってます。
 
中国清朝時代を扱った長編小説『蒼穹の昴』 (文庫本4冊) とその続編『珍妃の井戸』 を読んで
嵌ってしまいました。
 
その浅田次郎さんのエッセイ集(『週刊現代』に連載されたものを集めて刊行してある)を読んでいます。
題して『勇気凛凛ルリの色』です。
 
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上の2冊で94年9月24日から96年10月12日までに連載された作品をカバーしています。
 
そのなかで面白かった話を引用します。
 
その1

引用開始


そんな民子が失踪したのは、寒い冬の日のことであった。
---中略---
忘れもしない。クリスマスの夜のことである。その晩、平岡はクリスマスケーキを食いすぎて
吐き、稲田はシャンパンで悪酔いをし、小笠原はこともあろうに泥酔した稲田を犯した。
杯盤狼籍の限りをつくして人も犬も猫もそこいらにブッ倒れて寝静まった夜更け、民子
帰って来たのである。


引用終り
 
これは『禽獣について』の1節です。
登場人物?のフルネームはそれぞれ斉藤民子・稲田ミルク・小笠原チョロおよび平岡
パンチである。
前の3人?は浅田氏の愛猫、後の一人?は愛犬です。
 
その2
引用開始


『もうこれきりにしよう。おまえが嫌いになったじゃない。俺にはまだやらなきゃならないことが
たくさんある』
(勝手なことを言わないで。あたしに入れあげたのは、あなたの方じゃないの)
乱暴に服を脱がせ、薄い下着をはぎ取る。純白の温かな肌を、私は唇の先で味わった。
(・・・アン・・・じらさないで・・・ねえ、あたしのせいじゃないわよ。他の人は何ともないもの。
あなたは見境がないのよ。一日に何度も、ガツガツするから・・・ア、アン・・・)
『そうか?数の問題なのか』
(そうよ、一日ひとつ(?)、って決めればいいのよ。もう若くはないんだし、それで十分でしょう)
『ガマンできるかな・・・さあ、いくよ』
(ちゃんとつけて。シオ、シオ(?)


引用終り
これは『コレステロールについて』の1節です。
浅田氏が大好きなタマゴとの決別のシーンです。
 
軽い話題をふたつ紹介しましたが、自衛官であったことや、小説家になるまでのちょっと
変わった人生経験からくる辛口エッセイも共感を呼ぶと思います。
シリーズはまだまだ続いているので読んでみようと思っています。