2010/02/17(木)
LEONです。
LEONです。
宮部みゆきの『ぼんくら』上・下を読み終わりました。


どうやらこの『ぼんくら』というのは、この物語の主人公である、本所深川方の
同心井筒平四郎のやる気のなさからつけられたのであろうと思われる。
そのかわり、彼のまわりには結構な達人が取り巻いているようだ。
妻の甥にあたる弓之助なる12歳の少年は、何でも計ってしまうという癖を持つ
変わった少年であるが、『距離がわかって・・・何になる?』と聞かれて『ものの
ありようがわかります』と答えるだけあって、筋道たてて推論を展開する能力を
持っている。
また、回向院の茂七親分のところにいる三太郎という少年は、額の広さゆえ
『おでこ』というあだ名が付いているが、まるでレコーダーのように記憶すると
いう能力を持っている。一度詰まると最初に巻き戻さないと出てこないなど、
まるで昔のオープンリールのテープレコーダーのようである。
同心井筒平四郎のやる気のなさからつけられたのであろうと思われる。
そのかわり、彼のまわりには結構な達人が取り巻いているようだ。
妻の甥にあたる弓之助なる12歳の少年は、何でも計ってしまうという癖を持つ
変わった少年であるが、『距離がわかって・・・何になる?』と聞かれて『ものの
ありようがわかります』と答えるだけあって、筋道たてて推論を展開する能力を
持っている。
また、回向院の茂七親分のところにいる三太郎という少年は、額の広さゆえ
『おでこ』というあだ名が付いているが、まるでレコーダーのように記憶すると
いう能力を持っている。一度詰まると最初に巻き戻さないと出てこないなど、
まるで昔のオープンリールのテープレコーダーのようである。
で・・・物語の舞台となるのは深川の鉄瓶長屋であるが、そこで起こる事件を
あたかも短編集のように区切りながら、お話は進められてていく。
あたかも短編集のように区切りながら、お話は進められてていく。
『殺し屋』で・・・八百屋の息子が何者かに殺され
『博打うち』で・・・桶職人の権吉が博打に狂って娘のお律が売られそうになり
『長助』で・・・小間物屋の番頭の子が長屋に紛れ込んできて
『通い番頭』で・・・その長助の身元もわかり
『ひさぐ女』で・・・水茶屋で働くおくめが引っ越してきて一悶着起し
『拝む男』で・・・壷信心が長屋に拡がっていくという騒動がおき
『博打うち』で・・・桶職人の権吉が博打に狂って娘のお律が売られそうになり
『長助』で・・・小間物屋の番頭の子が長屋に紛れ込んできて
『通い番頭』で・・・その長助の身元もわかり
『ひさぐ女』で・・・水茶屋で働くおくめが引っ越してきて一悶着起し
『拝む男』で・・・壷信心が長屋に拡がっていくという騒動がおき
なんてことが、それなりに起こって解決していく・・・この悲喜こもごもを描いて
いると思いながら読んでいたら・・・なんと今までの事件が全て絡んで大きな
事件に繋がっていく。
いると思いながら読んでいたら・・・なんと今までの事件が全て絡んで大きな
事件に繋がっていく。
『長い影』は全体の2/3を占める長編で、『ぼんくら』な平四郎が弓之助や
おでこ、さらには回向院の茂七親分の手下の助けながら『ほんとうの話』に
迫っていく。
おでこ、さらには回向院の茂七親分の手下の助けながら『ほんとうの話』に
迫っていく。
『ほんとうの話』は事件の核心をにぎる湊屋と平四郎が直接対決するときに
出てくる会話で明かされるのだが、はたしてそれが『ほんとう』なのかどうか、
誰もわからない。はたして平四郎の仕分けはどうなるのか?
出てくる会話で明かされるのだが、はたしてそれが『ほんとう』なのかどうか、
誰もわからない。はたして平四郎の仕分けはどうなるのか?