第96回 映画 火天の城 | ちょい悪爺LEONのブログ

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大阪フィルハーモニー交響楽団のファンで、その演奏会を中心に投稿します。写真撮影は公共交通機関を利用して行ける所を中心に復活しましたが、写真はインスタにpostしています。
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2009/09/23(水)
LEONです。

昨日、待望の映画『火天の城』を観てきました。

『火天』とは・・・。
仏教における天部十二天のうち、南東を司る火の神です。
火に焼べられた供物や、火葬された死者の魂を天上へと
運ぶ、神と人とを繋ぐ神です。
その知恵は無知を焼き、闇を照らして、迷える者に正しき
道を示すという。

『三年で安土の山を丸ごと城にしろ』という織田信長(椎名
吉平)のミッションを受けた岡部又右衛門(西田敏行)の
安土城築城物語です

指図争い(今で言う設計コンペ)で総棟梁に選ばれた岡部
一門には数々の難関が待ち受けていました。
そのひとつが大柱につかう檜を求めて、当時の武田領であった
木曾に乗り込んでいくところです。

撮影でもこのシーンには大変な苦労があったようです。
長野県上松の赤沢自然休養林奥千本での撮影でしたが、途中
丸山渡までの1.1kmは赤沢森林鉄道がトロッコ列車で運んで
くれますが、そこからはひたすら徒歩で奥へと進みます。

赤沢森林鉄道
イメージ 1


この歩きは94kgの西田敏行には困難で、なんと木曾御岳の
強力に担がれての山行だったそうです。

この山中でついに発見した樹齢2000年の檜ですが、これは
伊勢神宮の式年遷宮に使うものとして拒否されるのですが、
なんとこれを伐採してもらうのです。
しかし今、そんな檜はなく、この撮影のため台湾へ飛ぶことに
なったそうです。

台湾ロケ
イメージ 2



さて、周りのお客さんが感動してすすり泣く場面が何度もある
のですが、それは又右衛門の妻を演じる大竹しのぶの演技力
の賜物だと思いました。もちろん西田敏行の名演もあったの
ですが・・・。

『剣岳』に続く日本映画の秀作だと思いました。