2008/01/02(金)
LEONです。
LEONです。
京極夏彦の続巷説百物語を読んでいます。
四つ目に収録されている船幽霊を読み終わりました。
四つ目に収録されている船幽霊を読み終わりました。
まず船幽霊についてはWikipediaからその解説の一部を引用します。
引用開始
柄杓で水を汲みいれて船を沈没させるなどと信じられた幽霊。
水難事故で他界した人の成れの果てといい、人間を自分たちの仲間に
引き入れようとしているという。その害を防ぐためには、握り飯を海に
投げ入れたり、底の抜けた柄杓を用意したりするなどの方法が伝え
られている。土地により亡者船、ボウコ、アヤカシなどとも呼ばれる。
同様に海の怪異として知られる海坊主も、地方によっては妖怪ではなく
船幽霊の一種とされる。
中略
江戸時代の奇談集『絵本百物語』では、西海に現れるという船幽霊を
平家一門の死霊としている(画像参照)。
水難事故で他界した人の成れの果てといい、人間を自分たちの仲間に
引き入れようとしているという。その害を防ぐためには、握り飯を海に
投げ入れたり、底の抜けた柄杓を用意したりするなどの方法が伝え
られている。土地により亡者船、ボウコ、アヤカシなどとも呼ばれる。
同様に海の怪異として知られる海坊主も、地方によっては妖怪ではなく
船幽霊の一種とされる。
中略
江戸時代の奇談集『絵本百物語』では、西海に現れるという船幽霊を
平家一門の死霊としている(画像参照)。

平家は壇ノ浦の戦いで滅びたことで知られるが、関門海峡の壇ノ浦・
和布刈間(早鞆)の沖では甲冑姿の船幽霊が現れ「提子をくれ」と言って
船に取りついてきたといわれる。柄杓を貸すと船に水を汲み入れられる
ので、船乗りはこの海を渡るにあたり、椀の底を抜いて供えておき、
船幽霊にはそれを渡して凌いだという。あるときに霊を憐れんだ法師が
法会を行い、この怪異は失せたという。
引用終り
和布刈間(早鞆)の沖では甲冑姿の船幽霊が現れ「提子をくれ」と言って
船に取りついてきたといわれる。柄杓を貸すと船に水を汲み入れられる
ので、船乗りはこの海を渡るにあたり、椀の底を抜いて供えておき、
船幽霊にはそれを渡して凌いだという。あるときに霊を憐れんだ法師が
法会を行い、この怪異は失せたという。
引用終り
参考 鳥山石燕 今昔画図続百鬼 より

さて、この物語は巷説百物語に収録されている芝右衛門狸の事件から
行き掛かり上、考物の百介が山猫回しのおぎんとともに、四国は阿波、
讃岐、また阿波から土佐へと2ヶ月にわたり旅をしていく物語です。
考物というのは子供相手のなぞなぞ話のことで、
山猫回しというのは人形使いのことである。
行き掛かり上、考物の百介が山猫回しのおぎんとともに、四国は阿波、
讃岐、また阿波から土佐へと2ヶ月にわたり旅をしていく物語です。
考物というのは子供相手のなぞなぞ話のことで、
山猫回しというのは人形使いのことである。
あらすじを書いちゃ身も蓋もないので遠慮しますが、いつものように
ちょっと気になる部分を引用いたします。
ちょっと気になる部分を引用いたします。
おぎんは土佐に用があるらしい。百介も土佐に興味をもっている。
諸国の奇談怪談を百物語にして出版したい百介は、土佐の
七人みさきという妖物について確認したいことがあったのです。
諸国の奇談怪談を百物語にして出版したい百介は、土佐の
七人みさきという妖物について確認したいことがあったのです。
そこでこのみさきについての記述が興味深いのです。
で、引用します。
そもそも、みさき---御先、御前、御崎は先鋒の意であるという。
ならば先触れとして訪れる山の神や水の神の眷族(けんぞく)の
ことである。これは心霊のような存在である場合もあるが、熊野の
八咫烏(やたがらす)、八幡の鳩などと同じように小動物である
場合もある。多くは狼や狐のような獣のことであるようだ。勿論、
突端の岬の意とも関わりがあるだろう。美咲などと字を変えたり、
おんざきと読む場合もある。みさき狐などは憑物の類である。
ならば憑物とも関連がある。いずれも簡単なものではない。
だから判り難いものではあるのだ。
中略
ただ、その中でも七人みさきといった場合は、また様相が変わる。
引用終り。
ならば先触れとして訪れる山の神や水の神の眷族(けんぞく)の
ことである。これは心霊のような存在である場合もあるが、熊野の
八咫烏(やたがらす)、八幡の鳩などと同じように小動物である
場合もある。多くは狼や狐のような獣のことであるようだ。勿論、
突端の岬の意とも関わりがあるだろう。美咲などと字を変えたり、
おんざきと読む場合もある。みさき狐などは憑物の類である。
ならば憑物とも関連がある。いずれも簡単なものではない。
だから判り難いものではあるのだ。
中略
ただ、その中でも七人みさきといった場合は、また様相が変わる。
引用終り。
そして、
伊予には七人同行 あやかし
同じく伊予に七人童子 あやかし
備州の七人みさき 縊鬼(いっき)・死神
土佐の七人みさき ?
伊予には七人同行 あやかし
同じく伊予に七人童子 あやかし
備州の七人みさき 縊鬼(いっき)・死神
土佐の七人みさき ?
現地に赴き、直接話を聞き回ってみたいという好事家の虫が
騒いだ・・・という仕掛けになっています。
騒いだ・・・という仕掛けになっています。
そして、土佐に入り物部川を遡り、物語は佳境に入っていきます。
ぜひこの物語も映画化してほしいなあと思います。
テレビドラマだとシリーズ化して放映してほしいなあと・・・。
ぜひこの物語も映画化してほしいなあと思います。
テレビドラマだとシリーズ化して放映してほしいなあと・・・。