2019/09/05(木)
LEONです。
昨日、尾高忠明指揮大阪フィルハーモニー交響楽団のブラームスツィクルスⅢを聴いてきました。
@ザ・シンフォニーホール
リハーサルと同様にステージ上にはマイクが林立、尾高マエストロ復帰公演ということもあって、CD録音するのかな。
悲劇的序曲は演奏会の序曲として作曲されましたが、笑う序曲と言われる大学祝典序曲と対で泣く序曲としてほぼ同時進行で作曲されました。
具体的に悲劇的な事象があったわけではないらしいですが、とても素晴らしい曲でお気に入りの曲です。日頃からよく聴いています。
大フィル合唱団が歌った哀悼の歌もよかった。
9/1に亡くなったラドミル・エリシュカ マエストロを追悼する思いがあるのか高い集中力をもって演奏されました。
余談ですがこの演奏会に行く前にマエストロエリシュカと大阪フィル&大阪フィル合唱団が遺したドヴォルザーク/スタバト・マーテルのCDを購入しました。当時所用があってその定期演奏会に行けなかったことがずっと心残りでしたが、せめてCDでも聴きながらエリシュカさんに思いを馳せたいと思います。
実際、今聴いています。素晴らしい演奏です。CDでこの感動、生で聴きたかったなぁ。
さて、本題。
今日のメインは交響曲第3番。
映画『さよならをもう一度』で使われたこともあって、第3楽章の主題は有名な曲。
ただブラームスの四つの交響曲の中では演奏機会は少なく、やや影は薄い。
音楽評論家の柴田さん曰く『最も美しい旋律を持つ、最も影の薄い交響曲』らしい。
しかしわたしはこの交響曲はどの楽章も好きです。
全楽章が弱音で終わるのは、爆音好きのわたしには不満でしたが、今回の演奏を聴いて『これがブラームスの3番や』と、いい意味で印象付けられました。
待ち望んでいた尾高マエストロの大阪での復帰第1弾。リハーサル初日に飛び込んだエリシュカさんの訃報。
終演後、『自分の復帰とエリシュカの死、複雑な心境です。でも皆さんの熱い応援でなんとかやりきりました。やっぱり大阪はええなぁ』と言ってました。
尾高さんのベートーベンは良かった。そして進行中のブラームスもいい。自然と来期のツィクルスは何になるのか期待が広がります。

