2018/10/21(日)
LEONです。
大阪フィルハーモニー会館で『にしなりクラシック』を聴いてきました。
前半がグリーグの2曲、後半がシベリウスの3曲で構成された今回のプログラム。
チラシにもあるように、まさに北欧の調べでした。
どれも良く知っている有名な曲ばかりです。
しかしコンサートではなかなかメインの曲にはならず、シベリウスの交響曲第2番などの前プロとして演奏されることが多いようです。
開場直後の会館の様子です。
普段練習をしているところで演奏会ができるのは素晴らしいことだとと尾高シェフが解説してくれましたが、その通りだと思います。
グリーグのホルベルク組曲はバロック風の5曲20分の弦楽合奏曲。
Ⅱ.サラバンドでのチェロのソロ、近藤さんにブラボー。
弦五部は14型のように見えましたが4本のコントラバスの存在感が半端ない。サイモン、かっこいい。
ペール・ギュントはイプセンの依頼で作曲したものですが、そのなかの4曲15分で構成された第1組曲が演奏されました。
Ⅱ.オーセの死では超弱音の美しさに感動のあまりゾクゾクするほどでした。
15分の休憩の後はシベリウスの組曲カレリアで始まりました。
フィンランドはフィン人の土地。そのフィン人の発祥の地がカレリア地方ということらしい。
シベリウスはこのカレリア地方に新婚旅行にいき、この曲の発想を得て作曲したようです。
第2曲は森林や湖沼の映像が思い浮かぶ美しい曲ですが大フィルの弦が美しく響きました。
首席客演コンマス崔文洙の素晴らしい動きがヴァイオリンの繊細な音を引き締めていて素晴らしかったです。
悲しきワルツはここでも弦楽器の超弱音の美しさにゾクゾクする感動に、思わず涙がこみ上げました。
実は曲のはじめの緊張した場面で携帯のアラームが響き渡りました。しかし尾高シェフは優しく『大丈夫ですよ、もう1回最初からやりますから』と語りかけました。
だからというわけではありませんがとても美しい、ある種静謐ともいえる素晴らしい音楽を聴く事ができました。
最後はフィンランディア。
尾高シェフが大阪フィルを完全に手の内にいれたような指揮ぶりで凄いなと感心しました。
時に尾高の指揮は地味だといわれますが、すごく丁寧かつぐいぐい引っ張る牽引力を見せてくれました。
尾高シェフが音楽監督に就任して明らかに大フィルの音作りの幅が広がったように感じます。
こういう小さなコンサートでも出演できるのは音楽監督就任前から大阪に居を構えているからでしょうが、大阪人としてはありがたいことです。
さて、次はフェスティバルホールで第522回定期演奏会、
ザ・シンフォニーホールで第20回マチネシンフォニー、
ラブリーホールで第65回南海コンサート
フェスティバルホールでベートーベン交響曲チクルスⅣ第8番・第7番
と続きます。
いずれも楽しみです。





