Vol.309 新時代の楽しみ 大阪フィルハーモニー交響楽団 | ちょい悪爺LEONのブログ

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大阪フィルハーモニー交響楽団のファンで、その演奏会を中心に投稿します。写真撮影は公共交通機関を利用して行ける所を中心に復活しましたが、写真はインスタにpostしています。
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2018/04/10(火)

LEONです。

 

一昨日、2018-2019新シーズン最初の定期演奏会に行ってきました。

大阪フィルハーモニー交響楽団第517回定期演奏会です。

 

          

 

尾高忠明マエストロの音楽監督就任披露公演と銘打っています。

井上道義首席指揮者が昨年3月で退任し、4月から1年間ミュージックアドバイザーとして準備してきた尾高マエストロ、満を持して音楽監督として登場です。

数年前客演で振ったチャイコフスキー交響曲第5番を聴き大阪フィルとの相性の良さを感じ、ラフマニノフ交響曲第2番でその思いを強くし、昨シーズンの定期演奏会でモートァルト交響曲第39番、40番、41番を聴いて確信を得ました。

 

そして今日の演奏で大阪フィルハーモニー交響楽団の新時代到来を感じました。

大阪フィルと言えば創立名誉指揮者の朝比奈隆氏を、朝比奈/大阪フィルと言えばブルックナーを連想します。

今日のメインはブルックナーの大曲『交響曲第8番』でした。

朝比奈さんに薫陶を受けた団員も少なくなって(まだいるのかなぁ?)、若返りの最中であると思いますが、ブルックナーの演奏には定評がある大阪フィルにはその伝統が根付いており、比較的最近では井上道義さんが振った6曲の交響曲の名演が印象深く思い出されます。

そして新音楽監督もブルックナーを振りたくて指揮者になったというだけあって、今回は相当な思い入れがあったように感じました。

弦楽器のトレモロが霧のように心に沁み込んできて、震える感動を受けました。

対照的に8本に増強されたホルンなどの管楽器の大迫力に圧倒され、不思議なことに爆音で涙が出そうになりました。

恒例の福山さんのプレレクチャーの話では、このブル8は音楽監督と首席指揮者しか振らせないという不文律があって、したがっていまだ初代朝比奈隆、2代目大植英次、首席指揮者井上道義しか70年の歴史で振った指揮者はいませんでした。

それに3代目音楽監督尾高忠明が加わった歴史的な定期演奏会になりました。

 

現在、以下のポジションを務めています。

NHK交響楽団正指揮者。大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督。BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団桂冠指揮者。札幌交響楽団名誉音楽監督。東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者。読売日本交響楽団名誉客演指揮者。紀尾井ホール室内管弦楽団桂冠名誉指揮者。東京藝術大学名誉教授。相愛大学客員教授。京都市立芸術大学音楽学部客員教授。国立音楽大学招聘教授

 

大フィル以外に相愛、京芸などとのかかわりも深く、今は大阪に住んでいます

 

なお、前プロの三善晃『オーケストラのためのノエシス』について一言。

導入部と終結部にチェロのソロが出てきます。トップ奏者の近藤さんの演奏が光っていました。初めて聴く曲で,哲学的な難解な曲ですが、この冒頭のチェロのおかげです~っと引き込まれていく重要なソロでした。ブラボー!!

 

さて、本日のコンマスは田野倉さん。そのコンマスにひとり加わりました。3人体制にようやく落ち着きました。

 

首席コンサートマスター 田野倉 雅秋 ・首席客演コンサートマスター 崔 文洙 ・コンサートマスター 須山 暢大

     

 

大満足のコンサートでした。