世界がパンデミックの渦中にあり、色々考えさせられる毎日です。

外出をしない分、読書量が増えました。

読みたかった本をいくつか手にとった中に2020年のノーベル平和賞の候補になった

グレタ ・トゥーンベリさんの母親が書いた『たった一人のストライキ』がありました。

母親のマレーナさんはオペラ歌手でありながら、一人の母親として娘のことを考え理解しようとし、

俳優である父親のスヴァンテさんと共に娘の活動を応援する道を選びます。

グレタ さんはアスペルガーと診断され、妹のベアタさんはADHDと診断されます。

この二人の娘達の気持ちを大切にしながら、家族はグレタ さんの環境保全活動を支援していきます。

壮絶という言葉が何度も頭をよぎる、彼らの経験。

私には「凄い」という言葉しか浮かびませんでした。

2006年にアル・ゴア氏が主演したドキュメンタリー「不都合な真実」を見たとき、

背中に冷たい水をかけられたように未来の気候変動に対して漠然とした不安を持ちました。

日々の生活を過ごす中、そんな気持ちも薄れてしまった今、

グレタ さんの述べる更なる「真実」は漠然とした不安を

鮮明で確固としたものとして突きつけてくるようです。


via PLANET EARTH
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