ピュタゴラスの復讐 ⑤ | 西澤リュウジの宇宙(セカイ)

ピュタゴラスの復讐 ⑤

ビジュアルの伝道師が行うデザイン集客(TM)-詩的脳内メモ記事背景画像


・わたしたちにも証明できる定理や問題がないわけではないが、数学の問題の


 大多数は本質的に解けないことを意味している。


 ある同僚の言葉を借りれば、数学のごく一部は互いに繋がっているが、


 ほとんどは繋がっておらずバラバラだということになる。


 なぜなら数学には理由のない偶然の真実が満ち溢れているからで


 関連付けられないことは証明も解決もできない。


 解ける問題はいわば未解決の仮説の広大な海に浮かぶ小さな島のようなものだ。



・新ピュタゴラス学派が求めるものは調和や知や自分自身の理解であって


 人を転向させようとか世界を変えようといったことには関心を持たない


 「平和主義的」で寛容な宗教だった。 



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