白血病をまだ受け入れられない父。
不安に押し潰され、主治医のことも信じない。

そんな中
慢性白血病治療計画は進む。


当然、必要であろう抗がん剤。


慢性白血病に無知な私たち家族は
母の闘病生活を思い出す。

乳がんの手術。
後の抗がん剤、放射線治療。


抗がん剤点滴から2週間で始まった脱毛。
脱毛で家中が毛だらけになるため、
バリカンで刈ることに。


母の後に立ち、涙をこらえて
泣き声がでないように、歯を食いしばって
まだ生えている長い毛を刈った。

その後も脱毛は容赦なく続き
母の身体から毛という毛は全てなくなった。
毛穴もなくなった。

繰り返される高熱、
母本人はもちろんのこと
家族も辛く、苦しい記憶。
※乗り越えた母は現在、元気に過ごしています。



母をずっと側でみてきた父。

これからは自分自身がそうなるのか…

父はこれから始まる抗がん剤生活を
自分を想像して、さらに落ち込んだ。