騒動、一 | その日はまだですか

その日はまだですか

あの人たちがいなくなるその日を指折り数えて待っています。



あれほど昼間たらふく食べたジジババですが






じゃあ、夜は要らんべ?

とはチンパンに言えず

買った惣菜をチン本人に届けさす





本当はね

マズそうな惣菜を二品程度でいっかー

それをチンパンにこっそり黙って持っていけばいいや

って意地悪をしたいのが山々なんですが





毎回私が持って行くことに私は疑問を持っている

癪に障るのです

だからチンパンに

「コレ持って行ってぇ~」と言っておかずと稲荷ずしなんかを持たせます

そういう時には少し多めに持たせます

大体がそういう時には

「コレ全部?多くない?」と聞いてきます






大丈夫

私が持って行く時は絶対量、足りなく持っていく

少し腹空かせばいいんだと思うから






で、昨日もチンに

「コレ持って行って~」



「チョット多くねぇ?」の会話をして持って行きました







その後午後6時半頃に婆さんが上がって来て我が家の戸を叩く

チンパンが「ばあちゃんか?出てん」とエラそうにアゴしゃくるので




「うるせーむかっ、お前が出ろ馬~鹿むかっ

と悪態吐きながらドアを開けた

案の定婆さんだったので即部屋に戻り

「アンタを呼んでるよ?」なんていう嘘を平気で言うと

シブシブ出て行った、当たり前じゃ、ボケッ!!






で、なにを言いに来たか耳を澄ませてみれば



「なにもない、なぁんもなぁい、買うて来てぇ~ヒャア~」





ふん、何が無いと言いに来たのかと思えば

ジジイのビールと牛乳とバターと味噌がないから買って来て

ということだったようです

ビールと牛乳はわかるが




味噌とマーガリン

これは婆さんが指で掬って毎晩舐めるためもの物





あ~、メンドイ汗

今頃そんな物が無いって昼間のうちに言えばよかったのにね

で、てっきりチンは私に買いに行かせるかと思っていると



「あぁ、分かった分かった今から買ってくるから


     階段いっしょに降りよう、危ないよ?」






だって

そうやって二人で降りて行きました

ふん、上がったんだから降りられるに決まってるさ

何甘やかしてんだいむかっ

そして私から一万円受け取って買い物に行きました












この時すでにチンは風呂も入りパジャマで晩酌ですでに

出来上がっていた

にもかかわらずそのまんまの恰好で近所のスーパーに行ってしまいました

まぁ多分この時点で

「その格好で行くの?」

と声を掛けたところで機嫌が悪いだろうから

「もういいっ、このまんまで!!」

と言うのは火を見るよりあきらかなので

黙っておいた





多分酒も入っているし

脳の回路もところどころ寸断されて

羞恥というものが消し飛んでいたこともあるだろーね汗







それにしても近所のスーパーとはいえチンパンの自己申告がないと洗わない

三年物のパジャマのまんま行くとは












こりゃまたたいした度胸だべやショック!

恐らくジジババがセット

ジジイと私が同家族

チンと私がセットなのをそのスーパーのレジの人は知っているのだ

アタシャ構わないが

チンパンは恥ずかしくないのだね?






こういうところが

そろそろ芽吹いているって私は思うのであります





そうやって20分ほどしたら戻って来たチンパン

めずらしく一万円からのおつりは返してくれました






まずは騒動其の一でした