うつ病
彼との関係があっけなく終わったとき、頭の中でプチっと何かが切れる音がした。彼氏という存在でなんとか首の皮が一枚繋がった状態だったが、それがなくなった。それは生きる気力がなくなった瞬間でもあった。私はうつ病になり、5カ月休職した。発症から2カ月は寝たきりで食事とトイレ、最低限のことをするのが精一杯だった。感情が一切なくなり、楽しいことも楽しめなくなっていた。怒りの感情もその時は全くなかった。涙も出なかった。両親もさすがに驚いた様子だった。私がここまで追い詰められているとは気づいていなかったようだ。それからは自分がやりたいようにやれと言ってくれるようになった。逆に病気になって良かったとまで思った。実家を出るまでに1,000万円貯金を目指していたが、貯金よりも実家を早く出たい気持ちが勝り、目標金額には未達だが引っ越すには充分なくらいにはお金を貯めた私は一人暮らしを始めるべく物件を探し始めた。初めての家探しは困難だったが、ようやく自分の希望に叶う物件と出会い無事契約。念願の一人暮らしが始まった。