夕飯中にたまたま付けたテレビ
NHKドキュメンタリー
樹木希林を生きる

9月15日 
75歳でお亡くなりになった
樹木希林さんを1年間に渡り
密着取材したドキュメンタリー

亡くなる1年間で4作品に出演された
全身癌に侵されている状態で。
番組初めから驚いた
樹木希林さん自ら車を運転して現場に行っている事
しかも、番組のディレクターを途中で拾って(苦笑)
マネージャーがいないみたいで、自らギャラ交渉

私を密着して面白い番組が出来るのか?
ディレクターを問い詰める場面も。
一切の妥協をしない、自分が納得しない事は
嫌なのだろうと観て思った

万引き家族の是枝監督にさえ、
脚本が納得出来ないと意見している
その結果、何故
見知らぬ人を受け入れたのか?
生い立ちや動機が脚本に追加された
とても、映画の要と言っていい重要な場面が作られた

映画のプロデュースも手掛けている
全身癌の状態で何故
精力的に生きられるのか?
自分自身も分からないという
本能なのかも知れない
今までの生き様がそうさせたのかもしれない

自分の寿命を知っていたんじゃないかなと思う
自然に生きる事が1番なのかなと。

夫婦の話で番組のディレクターが
夫婦は向かい合わないといけないですねと言うと
向かい合うから、喧嘩になるのよ
同じ方向に前を向いていればいいのよ

樹木希林さんが語ると納得するし深いですね

自分を生きていかなきゃならないなと思いました
良い番組だった

人はいつか死を迎える
どう死ぬのか?
大切なことだと思う



ご冥福をお祈りします