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原作小説はもう何年前に読んだだろう
大袈裟じゃなく号泣した
涙が止まらなかった

村山聖の壮絶な生き様に心揺さぶられた

初の映画化
今、観終わって今まで映画化されなかった
理由が分かった気がした

映画を観た感想として
村山聖の魅力が少しも伝わってこない
この脚本家は何を伝えたかったのか疑問だ
名人との羽生善治との対局を見せればそれでいい?
そんな感じさえする
しかも、その対局を盛り上げるのかと云えば
何の演出も無い
説明のナレーションも無い
最後になって、分かりきったナレーションを入れるだけ

病気に苦しんだ少年時代も描かれていない
お母さんは、幼い聖の原因不明の熱を直すため
病院を回り
病名がネフローゼと判明した
そして、病院の先生のあのセリフである
何でこうなる前に病院に来なかったんですか?
幼い息子を想う母親の苦悩があった

映画の演出では、まるで
母親が何もしていないように見える

将棋を教えた父親の描き方
(映画では描いてないけど)
怪物、村山聖を作った少年期が全く映画では
描いていないのは残念

師匠との出会い
師匠との生活
聖の青春は、師匠と聖の物語なのだ

この映画は、
師匠
将棋
どれも描いていない
だから、何も伝わって来ない

映画は
聖の愛嬌さえ伝わらない(演出がない)
聖の笑顔のシーンは、
羽生善治と2人で飲む場面だけかな
そんな場面、原作にあったかな?


全く意味を持たない
聖が佇む場面や白鳥や街の風景

何でもない対局の場面で
緊張感を煽る音楽

原作とは全く違った作品になってしまい
楽しみにしていた作品だったから
映画館で観なくて良かったーと
嫌な予感は的中したなーと

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筒井さん老けたなー
そういう演出メイクなんだろうけど

リリーフランキーさん
最近、色々な映画で大忙しですね
良かった(^_^)
もっと、観たかったです

竹下景子さん
久しぶりにみました
やっぱり老けましたね
クイズダービーの時とは違いますね

豪華キャストを使ってこれだけ
退屈な映画も珍しいです

原作が素晴らしかっただけに残念
ドラマ化して挽回して欲しい気持ちです。