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自分は税理士試験に合格するまでに8年かかりました。

 

 

多くの人が1年に1科目の合格を目指すことを考えると、

決して早くはないですが

実情はごく平均的な年数かもしれません。

 

 

会計科目は割とスムーズに合格したため

税理士試験を舐めてしまった大バカ者は

その後相続税法に4年かかりましたゲロー

 

 

消費税法を8か月で合格したとはいえ

決して優秀な受験生ではありませんでした。

 

 

・ 実務で少しは知識があったこと

・ 受験は時として運に影響されること

・ 最後の1科目のため最も覚悟を決めて挑んだこと

 

 

色々な要因が重なっての合格だと思います。

 

 

以上を前提として

消費税法の学習方法(計算編)について書こうと思います。

 

 

 

 

 

1.課税区分の間違いリストを作る

 

 

消費税法の計算問題は課税区分の判定が最も重要になってきます。

 

 

課税売上か非課税売上か

個別対応か共通対応か

 

 

間違えたものについては

なぜこの課税区分になるのか理由を考えて覚えました。

(自分のこじつけ含む)

 

 

総合問題で間違えるたびにリストを作り

「正」の字で何度間違えたかを一覧にして

反省を込めて週に一度は見返していました。

 

 

消費税法は他の国税のように、

自分で減価償却を計算したり

税額控除を計算したり

有利判定をしたり

複雑な論点はほぼ皆無です。

(変動調整くらい?)

 

 

いかに 

「素早く課税区分を判断し転記できるか」

に尽きると思います。

 

 

 

2.仮計表は作らない

 

 

消費税法の本試験は(その年にもよりますが)

理論の記述がとても多く

2時間で終わらせることが難しいです。

 

 

理論の柱一つでも多く書くために

時間のかかる仮計表は作りませんでした。

 

 

確かに初めのうちは

仮計表を作成することによって、

計算パターンを身につけることができます。

 

 

しかし仮計表を作成していると、

数字2回分の転記が必要となり

時間ロスや転記ミスににつながってしまいます。

 

 

そのため初めから仮計表は作りませんでした。

 

 

たとえば売上返還があった場合

こことここに転記、と反射的に手が動くように

つまり 

「アンテナが張れるようになる」 まで

ひたすらやり込みました。

 

 

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答練実施リストです。(〇原初学者短期コース)

初心者向け確認問題で10回程度。

8月に入っても初心者問題やってましたw

 

 

100点取れるので無駄に自信につながります!!

ちなみに計算の過去問は一度も解いてません!!

過去問の件は別の機会に・・・。

 

 

 

3.国税庁のホームページを確認

 

 

令和2年度の受験では軽減税率が目玉だったため

国税庁の軽減税率に関するリーフレットや

課税区分のQ&Aを確認していました。

 

 

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(国税庁HPより)

 

 

仮想通貨!出題されましたね上差し

 

 

消費税法では大きな改正が問われることが多いので

予備校のテキスト以外にも

改正論点については

知識を補っていました。

 

 

 

 

 

 

最初に 「奇跡」 としましたが

相当な努力をしたうえでのラッキーだと思っています。

 

よく

「59点」 と 「合格」 

は全く違うという方がいます。

自分はそうは思いません。

結果は全く異なりますが

努力の過程は紙一重。

 

 

だからこそ、相当な努力をした結果の

税理士試験最後の年の

「奇跡」 

だったと思っています。

 

 

追記

やはり税法2つを経ていると

どの程度やらなければ合格に到達しないかは

身をもって経験していたことは大きな要因です。

 

 

 

ひとつ心配だったのは

納税義務者判定で

課税か免税か

本則か簡易か

微妙な判定の問題が出ることが怖かったです。

数年前に微妙な判定の回があったらしいので・・・。

鳥なのでそんなことになってたら大パニックでしたガーン

 

 

 

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