もうはるか昔の話。
いじめられっこだった自分。
あれから大人になり、毎年のように、いじめによる自殺のニュースに、とてつもなく胸を痛めている。
死んでしまいたい、とは思わなかった。
ただただ、消えてしまいたい、そう思う9年だった。
今も忘れることは無い。いじめっ子の顔。それに同調していた子の顔。
今となっては恨んではいないけど。
でも、間違いなく、その後の人間関係の形成において影を落としている。
できるなら、人を恐れずに生きて行きたい。できるなら、人を排除せずに生きて行きたい。
自分がなぜ、生きてこれたのか、わからないけど、
でも、いつからか、3年後、10年後を見るようになった。
3年たったら何か変わるかもしれない。
10年たったら、もっと変わっているんじゃないか。
人生の約半分を迎えた今、友人は数人しかいない。
それでも、仕事に意味を見出し、ほんの少し、自分を肯定できるようになった。
忘れないでほしい。
いじめられて死んで行く子どもたちの事だけでなく、
いじめられても生き続けている子どもたちがいることを。
「いじめ」は、死を選ばずとも、その後の人生を変えてしまうくらいの大きな爆弾であるということを。